速報!ウイニー事件は無罪!
これは速報です。ウィニー事件Winny事件の控訴審判決は、結論、無罪です。
↓以下2009年10月8日午後4時25分追記
阪大法学部の後輩である壇俊光弁護士(Winny弁護団事務局長)が、自身のブログに
「Winny事件高裁判決
台風は止んだ。
雨は上がった。
勝った。
初めて判決で涙が流れた。」
と報告を入れてくれています。
本当に良かったと思います。(o^-^o)
[参考]
・本ブログ内-来週2009年10月8日は、ウィニー事件Winny事件の控訴審判決!!-注目!!
・本ブログ内-カテゴリー「インターネット-ファイル交換ソフト」
・産経新聞-「法に不備」ウィニー開発の金子被告に笑顔 逆転無罪判決 2009.10.8 11:12
「あいまいな基準で著作権法違反幇助(ほうじょ)の成立を認めれば、技術者が開発自体をできなくなる」。ファイル共有ソフト「Winny(ウィニー)」を開発・公開した元東大大学院助手、金子勇被告(39)は一貫してこう主張してきた。ソフトウェア業界も論争に巻き込んだ事件に、2審の大阪高裁が示した判断は無罪。金子被告や弁護団からは笑顔がこぼれた。黒のスーツ姿の金子被告は証言台で両手を後ろに組んで裁判長の言い渡しを待った。「原判決を破棄する。被告人は無罪」。裁判長の声が法廷に響くと、傍聴席はどよめき、12人の弁護団のなかには小さくガッツポーズしたり、握手を交わしたりする姿も。金子被告は裁判長に深くお辞儀をして被告人席につき、判決理由に耳を傾けた。
金子被告は1審公判中の平成15年末ごろ、東大大学院助手を辞職。その後、ネット関連会社の技術顧問に就任し、ウィニーの技術を生かした新たなファイル共有システム作成に携わった。ネットワーク管理と課金システムを組み合わせて著作権侵害の可能性を排除し、商業利用もされている。
しかし、他のソフト開発は自粛しているという。金子被告は判決前の取材に、「現段階では、何をやったら罪に問われるのかが分からない」と話した。
実際、ウィニー事件はソフト開発の現場にも大きな影響を与えた。金子被告を支援する技術者によるNPO法人「ソフトウェア技術者連盟」の新井俊一理事長(31)は「ネットの法整備がしっかりしておらず、技術者は手探りするしかない」と指摘する。
同連盟によると、事件後、コンピューターの性能が飛躍的に向上し、大量のデータを集中管理するため違法なデータの削除が容易な「サーバ型」が主流になった。「YouTube(ユーチューブ)」などの動画投稿サイトが人気を集め、技術者の関心もそちらに向かった。
一方で、ウィニーのようにパソコン同士で直接データをやりとりする「P2P型」と呼ばれるソフトの開発は、金子被告が立件された影響もあり、敬遠され続けているという。
判決を傍聴した新井理事長は「著作権侵害という問題点があるソフトは規制されるべきだが、法整備が何もできていない段階で不意打ちで逮捕、起訴されるのはおかしい」と改めて捜査のあり方に苦言を呈した。
社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)は「ネット上での技術開発自体に罪があるわけではない。今回の事件は幇助罪で、直接的な著作権法違反ではないので、判決について発言する立場にはない」と中立の立場を貫いた。
控訴審判決で弁護団とともに大阪地裁に向かうウィニー開発者の金子勇被告(中)=8日午前9時45分、大阪市北区の大阪地方裁判所(甘利慈撮影)
金子勇さんの後ろに、やっぱり背後霊!?のように映っているのが、壇弁護士です(゚ー゚)。
金子勇さんも、お疲れ様でした。
本当に大変だったと思います。
あたら惜しい人材を無為に過ごさせた責任を痛感し、検察官が控訴しないことを強く望みたいと思います。
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