川島なお美がはまった民間療法>貴峰道(きほうどう)
2013年7月に「胆管癌」が見つかり、結局、2015年9月24日に亡くなった川島なお美さんが、実践していた民間療法が、日本貴峰道協会の「ごしんじょう療法」だったと、報道されています。
昭和26年生まれの貴田晞照(きだ・きしょう)氏が、主宰し、108万円もする純金の棒「ごしんじょう」を使って、擦る、押すことで病気をおこす気「邪気」を取り除く治療法」(貴田晞照氏談 週刊文春2015年10月8日号)だそうです。
「万病一邪。邪気を祓えば病が治る」という気の理論によって病治する」と説明していますが、
・はたして「邪気」とな何なのか?
・そもそも「邪気」が「病気」に関係してくるものなのか、
もちろん科学的な説明は何もありません。
その治療に、「ごしんじょう」代も含めて、百万円以上もかけられていた、ようです。
人は不治の病になってしまうと、藁をもすがる状態に陥りやすいのだ、と思います。
川島なお美さんも例外ではなかったということでしょう。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
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