福島原発事故重要資料=政府事故調査委員会ヒアリング記録 - 内閣官房=平成26年9月11日公表
公開資料:政府事故調査委員会ヒアリング記録 - 内閣官房=平成26年9月11日公表
なお公表された記録は、いわゆる「吉田調書」も含めて、、19人分1300頁という膨大なものです。
但しそれでも「政府の事故調査・検証委員会が事故関係者772人から計1479時間にわたって聞いた記録」」のごくごく一部にすぎません。
これらの調書は、原発事故の真実、そして予防を考えるうえでの一級の資料であり、我々の税金で集めた資料です。
朝日新聞の問題で、この問題の本質から離れて行ってしまっている感がぬぐえませんが、とにかく国民、日本の未来のためにも、早期の全面公開が必要です。
裁判:
関心のある方は、ぜひ傍聴を!
僕が弁護団長をつとめる東京都民・東電慰謝料請求訴訟
次回の期日は、9月30日(火)午後2時
東京地裁:615法廷(6階)
裁判後、弁護団が裁判の解説をしますので、お時間のある方は、裁判終了後、廊下でお待ちください。
その次は
11月18日(火)午後1時30分に、証人尋問の時間として仮に設定されました。いずれも、615法廷
河合弘之弁護士が弁護団長。僕も弁護団に参加する東電株主代表訴訟
いよいよ期日は来週
開始時間がいつもと異なり11時からになります。ご注意ください。
9月25日(木)第13回口頭弁論期日&報告・学習会
東京地裁:103号法廷(1階)
その後、報告集会&学習会
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被聴取者 |
聴取日時 |
聴取内容 |
聴取結果書 | |
氏名 |
調書上の所属 | |||
池田 元久 | 元経済産業副大臣 | 2012/2/9 | 事故対応全般について | (PDF:4,015KB) |
枝野 幸男 | 経済産業大臣(事故当時は内閣官房長官) | 2012/3/25 | 事故対応全般について | (PDF:7,084KB) |
海江田 万里 | 民主党衆議院議員(元経済産業大臣) | 2012/2/8 | 事故対応全般について | (PDF:3,714KB) |
元経済産業大臣 | 2012/2/13 | 事故対応全般について | (PDF:3,287KB) | |
菅 直人 | 衆議院議員(事故当時は内閣総理大臣) | 2012/4/3 | 事故対応全般について | (PDF:7,378KB) |
北澤 俊美 | 民主党参議院議員(事故当時は防衛大臣) | 2012/5/31 | 事故対応全般について | (PDF:1,066KB) |
近藤 駿介 | 原子力委員会委員長 | 2012/2/1 | 最悪シナリオについて | (PDF:1,281KB) |
内閣府 原子力委員会委員長 | 2012/2/1 | 外的事象のリスク及びAMの認識、外的事象PSAの技術水準等について | (PDF:5,206KB) | |
原子力委員会委員長 | 2012/4/16 | 1.不測事態シナリオ、日米協議について 2.PSA、外部事象のリスク、AMについて |
(PDF:11,004KB) | |
首藤 伸夫 | 東北大学名誉教授 | 2011/7/6 | 首藤名誉教授の原発安全審査への関わり、土木学会原子力土木委員会津波評価部会における議論等 | (PDF:635KB) |
2011/9/29 | H23.8.17付け毎日新聞(夕刊)記事及び原子力発電所の津波対策について | (PDF:422KB) | ||
鈴木 篤之 | 日本原子力研究開発機構理事長(元原子力安全委員長) | 2012/3/8 | 委員長を務めて感じた、安全委員会の問題点及びそれに対してどのような対策に取り組んだか | (PDF:1,686KB) |
鈴木 寛 | 民主党参議院議員(事故当時は文部科学副大臣) | 2012/2/23 | モニタリング、SPEEDIについて | (PDF:3,675KB) |
2012/3/7 | モニタリング、SPEEDI、校庭の利用基準について | (PDF:3,404KB) | ||
髙木 義明 | 衆議院議員(元文部科学大臣) | 2012/1/31 | モニタリング、SPEEDI、校庭の利用基準について | (PDF:3,442KB) |
中野 寛成 | 民主党衆議院議員 | 2012/5/8 | 3月11日の官邸5階での協議、緊急時被ばく線量限度の引き上げについて | (PDF:172KB) |
長島 昭久 | 民主党衆議院議員 | 2012/2/2 | 日米協議、放射線被ばく線量限度500mSvへの引き上げ検討について | (PDF:4,016KB) |
福山 哲郎 | 民主党参議院議員(事故当時は内閣官房副長官) | 2012/2/15 | 事故対応全般について | (PDF:8,461KB) |
2012/2/28 | 事故対応全般について | (PDF:4,217KB) | ||
藤城 俊夫 | 財団法人高度情報科学技術研究機構 参与 | 2012/3/29 | 平成18年当時の原安委防災指針検討WGにおける防災指針改訂に係る議論等について | (PDF:2,410KB) |
細野 豪志 | 環境大臣/原子力発電所事故収束・再発防止担当大臣/内閣府特命担当大臣(原子力行政) | 2011/12/14 | 事故対応全般について | (PDF:8,125KB) |
環境大臣(事故当時は内閣総理大臣補佐官) | 2012/5/31 | 不測事態シナリオ、原子力規制委員会の態勢について | (PDF:699KB) | |
松浦 祥次郎 | 公益財団法人原子力安全研究協会評議員会長 (財団法人核物質管理センター会長(非常勤)兼務) |
2011/8/2 | アクシデントマネジメント、リスク情報の活用等 | (PDF:3,775KB) |
松本 宜孝 | 内閣府 政策統括官(防災担当)付参事官(災害応急対策担当)付業務担当主査 | 2012/1/16 | 原災本部長の権限の一部委任について | (PDF:883KB) |
森山 善範 | 原子力安全・保安院災害対策監 | 2011/9/13 | 汚染水、統合対策本部における広報について | (PDF:801KB) |
経済産業省 原子力安全・保安院 原子力災害対策監 | 2011/10/18 | 原子力安全・保安院による津波対応について | (PDF:682KB) | |
吉田 昌郎 | 東京電力福島第一原子力発電所長 | 2011/7/22 | 事故時の状況とその対応について | (PDF:7,010KB) |
2011/7/29 | 事故時の状況とその対応について | (PDF:7,170KB) | ||
2011/8/8 2011/8/9 |
事故時の状況とその対応について 1 | (PDF:3,639KB) | ||
事故時の状況とその対応について 2 | (PDF:3,514KB) | |||
事故時の状況とその対応について 3 | (PDF:3,513KB) | |||
事故時の状況とその対応について 4 | (PDF:6,870KB) | |||
事故時の状況とその対応について (資料) | (PDF:5,298KB) | |||
2011/8/9 | 汚染水への対応について | (PDF:536KB) | ||
2011/10/13 | 高濃度汚染水の存在についての3月24日以前の想定について 4月4日統合本部会議における発言の趣旨・背景について |
(PDF:625KB) | ||
2011/11/6 | 事故時の状況とその対応について | (PDF:7,481KB) | ||
2011/11/6 | 事故時の状況とその対応について | (PDF:4,233KB) |
[参考]
・弁護士紀藤正樹 @Masaki_Kito @masaki_kito 9月11日
「ありがとう!ハフィントンポスト日本版さん!!!!ぜひほかも!>吉田調書・全文をテキスト化 政府が公開したテキスト埋め込みがされていない400ページ超のPDFファイルを、機械読み取りでテキストデータ化した。http://t.co/WoypT6W3Hw @HuffPostJapan」
なおハフィントンポスト日本版のテキスト化は不十分であるため、現在公表された記録の全PDFにつき、テキスト創出版のPDF作成のプロジェクトをおこなっています。
どなたかご協力を願えませんか?
・このブログ=マスコミの"誤報”問題を考える-朝日新聞、佐村河内、ASKAまで =2014年9月24日修正 2014.09.12
吉田調書等は、朝日新聞が最初にこの問題を報じなければ、その公開は、10年以上、遅れたと思います。調書は、原発事故を考えるうえでの、一級の資料の一つであり、我々の税金で集めた資料です。この時期、公開されたことは、原発訴訟に関わるものとして、とにかく結果としては、本当に良かったと思いますし、この点は、国民、そして日本という国に大きく貢献したと思います。
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