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2012.11.02

拡散希望!すべての安愚楽牧場の被害者及びこの問題に関心のある関係者の皆さんへ=預託法のパブリックコメント:意見募集が開始されています。 #安愚楽 #agura

消費者庁が、10月31日、安愚楽牧場などの和牛預託商法を規制する、いわゆる「預託法」=「特定商品等の預託等取引契約に関する法律」について政省令等の見直し(案)の公表し、11月19日までという、ものすごい短い期間に、同案に係る意見の募集を開始しています。

安愚楽牧場の被害者にとっては、全員が利害関係のある改正です。

しかし安愚楽牧場の被害をなくすためには、預託法の政省令を少し変えるだけの「手当」だけでは不十分です。

和牛預託商法は、実態が投資の商品ですから、そもそも金融商品取引法と同等の業規制や勧誘規制が必要で、抜本的な法改正がぜひとも必要性です。

今回の改正の主役である、消費者庁の担当課は、全国安愚楽牧場被害対策弁護団が政府宛に発した2012年8月27日付「安愚楽牧場被害に関する解決要求書」に対し、

全国安愚楽牧場被害対策弁護団の公式ホームページ.
 平成24年8月27日付で野田総理及び松原大臣宛に送付がありました安愚楽牧場被害に関する解決要求書につきまして、次のように回答します。

1 国の加害責任を認め、それに基づく謝罪と賠償をするようにとの御要求に対しましては、現時点ではコメントを差し控えさせていただきます。

2 真相究明と再発防止の御要求に対しましても、現時点ではコメントを差し控えさせていただきます。
 
 なお、消費者庁としては、昨年11月に安愚楽牧場に対し景品表示法違反を理由として行政処分を行いました。また、その調査の結果、繁殖牛が十分に確保されていないことなどが明らかになったことを踏まえて、現在、消費者基本計画に基づき、政省令、通達などで速やかに対応可能なものについて検討を行っているところです。

3 福島前消費者庁長官に対する退職手当の支払いにつきましては、国家公務員退職手当法の規定により既に支払を実施しております。

以上


などと、ほぼ三行半の回答をよこしてきた、

消費者庁の取引対策課

です。

放置していたら、何も生まれません。

ぜひこの機会に、安愚楽牧場の被害者の立場で、被害者の方々の多数の、そして被害者の実情を踏まえた意見を出されたらよいのではないでしょうか?


⇒意見の募集要領パブリックコメント:意見募集中案件詳細|電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ

民生活の安全・安心の確保 /消費者行政 =「特定商品等の預託等取引契約に関する法律」の政省令等の見直し(案)の公表及び同案に係る御意見の募集について

案件番号 235060005

定めようとする命令等の題名

・特定商品等の預託等取引契約に関する法律施行令
・特定商品等の預託等取引契約に関する法律施行規則


所管府省・部局名等(問合せ先)

消費者庁取引対策課

電話:03-3507-9213
FAX:03-3507-9291

案の公示日 2012年10月31日

意見・情報受付開始日 2012年10月31日

意見・情報受付締切日 2012年11月19日


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2011-08 安愚楽牧場被害事件」カテゴリの記事

コメント

意見提出いたしました。
難しいことは分からないので少ない意見しか言えませんでしたが
被害者の私は【被害者の実情を踏まえた意見】が言えたと思います。
被害者の方々には是非意見を提出してほしいです。
ネットが使えない人に代わって私が入力代行してさしあげたいくらいです。
たくさんの人に意見してほしいです。

とても長い受付番号控えました。
上の桁が受付年月日だとして、下の桁が受付件数だとしたら、現在3万件はあるのかな。
安愚楽被害者数くらいの件数が集まるといいですね。

今、消費者ダメもとでアクセスしましたが終わってました今後預託金が返ってくるのか、あぐら責任者の刑罰「これは絶対!!」、その他の責任の所在など早く解決に向かうためにどの様に資料を集めたり行動したら良いのか解らず悔しい思いでいっぱいです。

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