フォト

管理者

カテゴリー

« ぜひご参加を!国民生活センターの在り方の見直しに係るタスクフォースの中間整理を検証する緊急院内集会のお知らせ @renho_sha @caa_shohishacho | トップページ | あの「ビズインターナショナル」の宮之内誠人社長が逮捕!=容仮想空間マルチ商法 »

2011.05.22

原発基礎資料10  「首相動静」―2011年3月12日(朝日新聞社) #jishin #jisin #genpatsu #fukushima

2011年3月12日の「首相動静」は重要です。

今日のNHKニュースでも明らかなとおり(ベントの解説が非常にわかりやすい)、ベントの遅れと1号機の水素爆発の因果関係は、ほぼ明らかとなりましたが、

12日朝の首相の視察とベントの遅れとの因果関係も、下記の時系列からほぼ明らかにされたと思います。

国民に真実が掘り起こされることを願います。

以下、下線は紀藤

asahi.com(朝日新聞社):首相動静―3月12日 - 政治から


首相動静―3月12日

2011年3月13日0時15分

 【午前】0時15分、オバマ米大統領と電話会談。松本外相、高橋外務副大臣、外務省の梅本北米局長、福山官房副長官同席。40分、枝野官房長官、福山副長官。53分、内閣危機管理センター。1時36分、首相執務室。5時31分、内閣危機管理センター。6時8分、官邸で記者団にコメント発表。14分、陸上自衛隊ヘリコプターで官邸屋上ヘリポート発。寺田首相補佐官、班目春樹原子力安全委員長ら同行。

7時11分、福島県大熊町の東京電力福島第一原発。19分、重要免震棟。23分、東京電力副社長の武藤栄原子力・立地本部長による説明。池田経産副大臣同席。8時4分、陸自ヘリで同原発発

29分、仙台市の陸自霞目駐屯地着。35分、陸自ヘリで同駐屯地発。宮城県沿岸部の被災地を上空視察。9時14分、同駐屯地着。17分、陸自ヘリで同駐屯地発。10時47分、官邸ヘリポート着。11時13分、海江田経産相。36分、緊急災害対策本部、原子力災害対策本部。

 【午後】0時42分、民主党の岡田幹事長、仙谷代表代行。3時、与野党党首会談。4時59分、玄葉国家戦略相。5時26分、玄葉氏出る。6時44分、海江田経産相、福山副長官、細野、寺田、芝の各首相補佐官。49分、松本防災相加わる。53分、松本氏出る。58分、寺田、芝両氏出る。8時10分、福山、細野両氏出る。29分、海江田氏出る。32分、記者会見。9時34分、緊急災害対策本部、原子力災害対策本部。10時29分、玄葉国家戦略相、細野補佐官。45分、玄葉氏出る。11時1分、細野氏出る。

[参考]
空白の6時30分に何がおきたのか? 
=1号機ベントの判断に遅れか http://nhk.jp/N3vo5TCz 13時間前の午前2時半には840キロパスカルと手順書の値に迫りベントを行う条件を満たしていた

NHKニュース 5月22日 19時8分

東京電力の福島第一原子力発電所1号機では、「ベント」と呼ばれる格納容器内の圧力を下げる操作の遅れが水素爆発を招いた原因の一つと指摘されています。東京電力は、爆発の6時間半前にベントに取りかかりましたが、NHKが入手した1号機の運転手順書では、爆発の13時間前の段階でベントを行う条件を満たしていた可能性が高いことが分かり、専門家は「もっと早い段階でベントを行うべきだった」と指摘しています。

福島第一原発1号機では、津波の直後から冷却機能を失って、原子炉を覆う格納容器内の圧力が急激に上がりました。その際、格納容器が破損して大量の放射性物質が外部に漏れ出すのを防ぐため、内部の気体を外に放出して圧力を下げる操作が「ベント」です。NHKが入手した1号機の運転手順書によりますと、ベントは格納容器の圧力が使用上の上限の2倍に当たる「853キロパスカルに達すると予測される場合」に行うと定められています。1号機の格納容器の圧力は、▽水素爆発の14時間半前の3月12日の午前1時すぎに使用上の上限を超える600キロパスカル、

13時間前の午前2時半には840キロパスカルと手順書の値に迫り、ベントを行う条件を満たしていた可能性が高いことが分かりました。

これに対し、東京電力がベントに取りかかったのは爆発の6時間半前の午前9時すぎで、その後、高い放射線量に阻まれるなど、さらに作業が遅れた結果、最終的にベントが行われたのは午後2時半で、その1時間後の午後3時半すぎに水素爆発が起きています。

これについて、原発メーカーで格納容器などの設計に携わった元設計士の後藤政志さんは「遅くとも格納容器の圧力が上限の2倍近くになった段階でベントを行うべきで、その時点でベントができれば、格納容器から漏れる水素の量が抑えられ、水素爆発の危険性が小さくなった可能性がある」と指摘しています。東京電力は「格納容器の圧力が600キロパスカルから840キロパスカルに上がった段階でベントを行う必要があったと考えられるが、ベントの判断については検証を行っているところなので、現段階ではコメントできない」と話しています。


【放射能漏れ】首相、格納容器破裂の危険認識して原発視察 メルトダウン直後 - MSN産経ニュース

首相、格納容器破裂の危険認識して原発視察 メルトダウン直後

2011.5.16 22:47

 菅直人首相は16日の衆院予算委員会で、東京電力福島第1原発事故直後の3月12日朝、原子炉格納容器が破裂して大量の放射能が放出される可能性を認識していたにもかかわらず、防護服も着ずに現場視察を強行していたことを明らかにした。首相は「ベント(排気)を行わないで放置すれば、格納容器が破壊される恐れがあるという認識は持っていた」と述べた。 自民党の西村康稔氏の質問に答えた。首相が到着する直前の12日午前6時50分ごろには、1号機で全炉心溶融(メルトダウン)が起きていたことも後に判明しており、首相の行動は軽率のそしりは免れない。

 予算委で西村氏が首相の視察について、原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長に「水素爆発や水蒸気爆発が起こる可能性を助言しなかったのか」とただしたのに対し、班目氏は「格納容器が破裂する可能性があると首相に助言した」と答弁。首相もこれを追認した。

 5月13日の参院予算委では、原子力委員会の青山繁晴専門委員が、現地で確認した情報として「東電本店から6時50分に現場に『(首相視察の)準備をしてほしい』という連絡があった」と証言。首相の視察強行が現場の作業量を増やした事実を指摘している。

« ぜひご参加を!国民生活センターの在り方の見直しに係るタスクフォースの中間整理を検証する緊急院内集会のお知らせ @renho_sha @caa_shohishacho | トップページ | あの「ビズインターナショナル」の宮之内誠人社長が逮捕!=容仮想空間マルチ商法 »

2011-03 東日本大震災」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« ぜひご参加を!国民生活センターの在り方の見直しに係るタスクフォースの中間整理を検証する緊急院内集会のお知らせ @renho_sha @caa_shohishacho | トップページ | あの「ビズインターナショナル」の宮之内誠人社長が逮捕!=容仮想空間マルチ商法 »