冤罪としか思えない高知白バイ事件
まずこの映像をみてほしい。
・テレビ朝日|報道発 ドキュメンタリ宣言 2008年12月1日 なぜ私が収監されるのか
~高知白バイ事故の真相~
映像見る限り、疑わしくは被告人に利益にの原則からは、無罪とすべき事案だと思うのだが・・・・
それでも有罪となっている。
実は、今の刑事裁判においては、証人の信用性につき、明らかに官尊民卑の原則がある。
まわりの目撃証言より、公務員である警察官の証言の信用する。
僕の体験でも、被害者の1回しか殴られていないという被害者調書があり、被告人も法廷で1回しか殴っていないと証言しているのに、それでも被告人の2回殴ったという警察段階の自白調書を採用されたことがある。
自白調書は、警察官作成のもので、その時点では被告人もそう自白しているのだから、信用性が高いと考えたというほかない認定である。しかし被告人は自白調書は警察官の作文であることを強く主張していた。
疑わしくは被告人に利益にという原則は、無罪だけでなく、事実認定においても同様だろうが、そんな原則は、よほどのことでもない限り、刑事裁判官には採用されない。
実は、職業裁判官によるこんな裁判がまかり通るからこそ、少しでもよい制度にへと、日本弁護士連合会が、裁判員制度の推進に邁進しているのである。
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どうして裁判員制度を導入する必要があるのか。2008年8月20日、日弁連会長の宮崎誠氏(大阪弁護士会)が、記者会見で、分かりやすく説明している。
とにかく、裁判員制度を導入しないということは、高知白バイ事件のような裁判が温存されるということを意味する。それは許されないというべきである。
2008年8月20日「裁判員制度施行時期に関する緊急声明 動画(3分56秒)↓
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■高知白バイ事件の詳細は→片岡晴彦さんを支援する会HP 被告収監中ですが署名活動中
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