ついに報道!リンナイの責任-毎日新聞速報
昨年7月のパロマ事件の発覚から半年余。それにしても今までかくしていたリンナイ、そして東京ガス、経済産業省はひどい!この間、ガス器具メーカートップのリンナイは、パロマ事件のおかげでからか(多分そうでしょう)、増収(IR情報(2007年2月9日平成19年第3四半期 連結決算短信)-pdfファイル)と言う。株価も高い。
社会的弱者の事件や人権侵害事件の救済、巨悪の追及に奔走してきた平形幸夫弁護士は、自らの命で、パロマ事件から連なる今回のガス事故事件全体の「巨悪の構造」を明らかにしたんだと思います。
平形弁護士の死を無駄にしてはいけないと思います。彼の無念を晴らすためにも、今回のガス事故全体の全容と真相が明らかにされなければなりません。
・詳しい当時の状況はこのブログ参照。
・このUPは携帯からでしたので、本日(2006年2月13日)、若干の更新をしました。
リンナイ事故:92年にも5人死亡 都内で弁護士一家
弁護士の平形幸夫さん一家5人が中毒死した現場=東京都中野区野方2丁目の「小田倉コーポ」で92年12月8日、若林昭一撮影 ガス機器メーカー「リンナイ」(名古屋市中川区)製のガス湯沸かし器で一酸化炭素(CO)中毒事故が相次いだ問題で、東京都内で92年に同社製のガス湯沸かし器で一家5人が死亡する事故が起きていたことが分かった。この湯沸かし器は、同社が公表した3機種とは別機種。同社は、広く注意喚起するなど事故を公表していなかった。
事故は92年12月8日正午ごろ、中野区野方2のアパートの一室で、弁護士、平形幸夫さん(当時37歳)と妻(同38歳)、長男(同9歳)、長女(同6歳)、次女(同4歳)の一家5人が死亡しているのが発見された。湯沸かし器の火は消えており、水が出っぱなしだったという。警視庁は換気をしなかったため、不完全燃焼を起こしCO中毒で死亡したと断定した。
関係者によると、この湯沸かし器は83年に製造された「RU-5EX」。同社が会見で明らかにした3機種と異なり、不完全燃焼防止装置が付いていなかったが、室内の空気を利用し室内に排気する「開放式小型湯沸かし器」という同じ構造だった。
同社は事故後間もなく、自社製品で起きたことを確認したが、ユーザーに危険性を周知するなどの措置をとらなかった。事故を公表しなかった理由について、同社は「改めて記録を精査したい」と話している。
同社は、00年1月以降、東京都や鹿児島市などで計5件の事故が発生し、3人が死亡、12人が中毒になったことを公表している。【川辺康広】
毎日新聞 2007年2月11日 3時00分
弁護士の平形幸夫さん一家5人が中毒死した現場=東京都中野区野方2丁目の「小田倉コーポ」で92年12月8日、若林昭一撮影
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