重要!>時効の関係で2015/12/22更新情報あり=最後のライブドア株主被害事件で、堀江貴文氏ら旧ライブドア経営陣4人に勝訴!!
平成22年7月の提訴から、今年5年目の11月25日、ついに判決が出ました。結果は、勝訴です。
一連のライブドア事件では最後に残っていた事件であり、しかも不法行為責任(時効3年)ではなく、会社法上の役員責任(時効10年)を求めていた唯一の事件でした。
提訴時期と時効の関係(提訴は強制捜査から3年を経過していた。)で、当時ライブドアの取締役であった堀江、宮内、岡本、熊谷に対して、個人責任としての会社役員の責任だけを純粋に追及した、最初で最後の事件です。
したがってライブドアという法人を被告としていないという意味でも、最初で最後の事件となっています。
ちなみに役員責任の時効は10年とされており、来年で2016年でちょうど事件から10年を迎えますので、今、訴えないと、時効で、被害者の救済を受ける権利は、順次消滅していくことになります。
□ライブドア事件=経過
平成18年
1月16日 強制捜査開始
1月23日 証券取引法違反(偽計、風説の流布)の疑いで東京地検により堀江貴文、宮内亮治、岡本文人、中村長也4名が逮捕
2月22日、証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで、堀江貴文、宮内亮治、岡本文人、中村長也4人を再逮捕し、熊谷史人を新たに逮捕
4月14日 東京証券取引所マザーズ上場廃止
以下は判決の主文です。
今日のNHKのニュースでは、今なら僕の記者会見映像が見れます。↓
旧ライブドア経営陣に賠償命令 - NHK 首都圏 NEWS WEB=2015年11月25日 20時41分
旧ライブドアの粉飾決算事件で、株価が下落し損害を受けたとして、株主だった男性が堀江貴文元社長ら当時の経営陣に賠償を求めた裁判で、東京地方裁判所はおよそ9200万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。
旧ライブドアの株を25万株保有していた埼玉県の男性は、平成18年に発覚した粉飾決算事件で株価が下落し損害を受けたとして、堀江貴文元社長ら当時の経営陣に賠償を求める訴えを起こしました。
25日の判決で、東京地方裁判所の倉地真寿美裁判長は「当時の経営陣は、うその内容を含む有価証券報告書を提出していた」と指摘しました。
そのうえで、「うその記載によって株の市場価格が高くなっていたと認められる」として1株当たり300円を損害と認定し、旧経営陣4人に対して、およそ9200万円の支払いを命じました。
旧ライブドアの粉飾決算事件を巡っては、株主ら3300人余りが旧経営陣やライブドアから名前を変えたLDHに賠償を求めた集団訴訟を起こし、3年前に終結しています。
男性の弁護団の紀藤正樹弁護士は「一連の訴訟はこれですべて終わるとみられるが、当時の経営陣には、痛みを感じてもらいたい」と述べました。
ライブドア事件の被害の詳細と真実については↓をぜひ
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