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2005.09.15

探偵被害?

どうコメントしたらよいのでしょう?
どうして探偵に殺人依頼をするのか?意思形成過程を知りたい事件です。そうでなければ真相に迫れません。

リンク:Yahoo!ニュース - 共同通信 - 不倫相手の妻殺害依頼 東京消防庁職員逮捕

不倫相手の妻殺害依頼 東京消防庁職員逮捕

 インターネットのサイトで知り合った男に、不倫交際していた男性の妻の殺害を依頼したとして、警視庁捜査1課は14日、暴力行為法違反(集団的犯罪等の請託)容疑で東京都多摩市連光寺、東京消防庁渋谷消防署の消防副士長河口絵里子容疑者(32)を逮捕した。
 殺害を請け負ったとして、同法違反容疑で東京都国立市中、自称探偵業田部孝治容疑者(40)を逮捕した。
 河口容疑者は「男性の妻に子どもができて裏切られた気持ちになった」と容疑を認めている。田部容疑者に計1500万円の現金を払ったが殺害が実行されず「だまされたのではないか」と警視庁多摩中央署に相談、事件が発覚した。

(共同通信) - 9月14日21時13分更新

ただ暴力行為法違反(集団的犯罪等の請託)容疑だと、「6月以下ノ懲役又ハ10万円以下ノ罰金」で、詐欺罪だと10年以下の懲役なので、こちらの方が重い。しかも詐欺で立件可能なら、被害が1000万円を超えているので、一発実刑もありうる事案です。

探偵詐欺の事案だとも思われますので、警察は、最終的には、詐欺で実刑に持ち込む方針だと思います。

米国では、探偵は、PI(パブリック・インベスティゲイター)と言って、公的資格となっていますので、職業倫理が確立しています。
それに比べて、日本では資格が必要ありません。それがTとかOとかの探偵詐欺を暗躍させる結果となっています。

郵政解散で廃案となった法律の中に、「探偵業の業務の適正化に関する法律案」があります。

自民党の山本拓議員を中心に議員立法として提案されたもので、今回郵政解散により成立が遅れたのはとても残念です。

当然今回の事件は、この法律の制定を加速させると思います。

立法理由は、
「探偵業の業務の運営の状況等にかんがみ、探偵業について必要な規制を定め、もってその業務の運営の適正を図る必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。」だそうです。

僕も、より早い制定を望む者の一人です。


[参考]-山本拓議員のホームページより→PDFファイル
http://yamamototaku.jp/report/162/162k011.pdf

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詐欺」カテゴリの記事

コメント

2004年の同種事件では、詐欺罪で起訴されています。

今回のことは、毎日新聞に詳しく書かれていますが、「トンネル内で追い越しながら細菌をまき、吸い込ませる」なんて、突拍子も無いことを信じる人ですから、暗示に掛かりやすい人かも知れません。きっと、テレビの健康情報番組をみて、次の日に早速買いに行く層でしょう。
http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/news/2005/0914-42.html

-------------------------
“復讐”探偵詐欺罪で追送検 高田署=奈良
2004.11.13 大阪朝刊 31頁 (全264字) 
高田署は12日までに、大和高田市田井新町、探偵事務所代表森川英樹被告(40)(詐欺罪で起訴済み)を同罪で地検葛城支部に追送検した。調べでは、森川被告は4月、福祉施設の調査を頼んできた東京都内の無職女性(29)に「週刊誌などで記事にしてもらいましょう」などと言い、手付金名目で約10万円を自身の口座に振り込ませ、さらに「暴力団と金で話をつける必要がある」として計45万円をだまし取った疑い。

同署によると、同被告は「復讐専門取次代行」というホームページを開設、「だれかに報復したいと考えている人が意外に多かった」と話しているという。

読売新聞社

はじめまして。
探偵業を営むものです。
加えて今回の請託者と同じ職業であった過去もあり今回の件には少なからずショックを受けています。
今日もニュースでこの件を観ました。
配偶者の不貞に悩む多くの人は心労ゆえに心療内科や精神科に依存していることも多く、実際に相談者の中には自殺未遂を何度も繰り返す人も多く、腕が切り傷で物差しのようになってしまっている人にも何人かお会いした事が有ります。
薬物を常用せねば精神の平成が保てぬ人さえも多く、現在の日本の探偵業界はこう言った人たちの心労に付け込み暴利をむさぼってきました。
実際には裁判用の証拠収集を行えば合法的に解決できる問題さえも最近は復讐屋や別れさせ屋などが横行し、あたかもイレギュラーな手段による解決が可能であると思わせて更なる暴利を得る業者も増えてきました。
これらが実際には「気休め」を高値で売りつける業者でしかない事は今回の事件で露呈した通りです。
しかしながら時間の掛かる合法解決よりも怨恨を直接的な形で実現させると言う今回の殺人委託のような件に、精神を平静に保つことすら困難な人々をマインドコントロールする事は難しい事ではなかったのでしょう。
探偵業適正化法案が前回の国会で廃案となった事は残念で仕方ありません。
しかしながら再提出に向ける新しい動きも無いわけではありません。
これには私も期待をしています。
私達のような個人業者については逆に逃げ場が何処にもありませんから立法後に正常営業できている事が何より信用を得る事になるからです。
大手では使い捨て下請け探偵が横行するでしょうけどね。
しかしながら、もしこの法案が立法された場合探偵を名乗らずに今回のような工作詐欺が横行するのでは無いかと懸念しています。
イタチごっこにならなければ良いのですがね。

奥平明男被告に懲役一年六月執行猶予4年の判決が出ました。

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» 殺人請託のニュース [Zの追憶]
例のニュースについてだけど、正直第一報からショックを受けていた。 耳に飛び込む聞きなれた単語。 探偵と消防士。 探偵については言うまでも無い。 外道が金欲しさに出来もしない妄想を売っただけだ。 以前から色々と噂のあった奥平が予想に違わず名を晒した。 これは至極当然の成り行きで驚くには値しない。 それより請託者が消防士であると言うことにショックを受けた。 思わずニュースに見入り歳を見る。 僕と在職期間が重なってい... [続きを読む]

» 探偵業法の施行時期 [弁護士紀藤正樹のLINC TOP NEWS-BLOG版]
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