ヤフーBBの出来レース
この答申には驚きました。
「データベースにアクセスできるパスワードが使いまわしされていた問題については、「ずさんな管理とまではいえない」と結論づけた。」とのことです。
この1点だけとっても、信用できない答申です。
そもそもパスワードが使いまさわれてなければ、「個人情報」が流出するわけはありません。
この意見自体が、将来不法行為責任を問われた際に、みずからの過失を否定するための布石とする意見というほかありません。
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<ヤフーBB情報流出>有識者ら「二次流出の可能性」答申
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040319-00000117-mai-soci
「ソフトバンクBB」が運営するブロードバンドサービス「ヤフーBB」の460万人の顧客情報が流出した問題で、同社の社外有識者で構成する「個人情報管理諮問委員会」は18日、第1回の答申を出し、東京都内で記者会見した。答申は、警視庁が回収したデータがオリジナルデータでない可能性があるとして「(外部に)二次流出している可能性がある」と指摘した。
データの流出経路については、同社の顧客情報を扱うサポートセンターに派遣社員として勤務していた木全泰之被告(31)=恐喝未遂罪で起訴=が、午前9時の始業時間の30分前に毎朝出勤していたことを突き止めた。この十数分間にデータを引き出していた可能性があると指摘している。
データベースにアクセスできるパスワードが使いまわしされていた問題については、「ずさんな管理とまではいえない」と結論づけた。
答申では、(1)会社組織の再検討(2)各部門を監査しアドバイスする専門委員会の設置(3)IDやパスワードに頼らない新しい本人確認制度の確立――などを求めている。
委員会のメンバーは初代内閣広報官の宮脇磊介氏、生活経済ジャーナリストの高橋伸子氏、弁護士の牧野二郎氏の3人。今後さらに検証を進める。
一方、ソフトバンクBBは18日、情報流出事件を受け、情報漏えい防止やウイルス、ハッカー対策などのソフトを提供するサービスについて、ヤフーBB全加入者を対象に同日から9月末日までの6カ月間、無料にすると発表した。また事件の再発防止とセキュリティー管理体制の強化を目的に、有識者による「技術諮問委員会」を設置した。メンバーは村井純・慶応大教授と佐々木良一・東京電機大教授の2人。【宮川裕章、伊藤一博】(毎日新聞)[3月19日0時14分更新]
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<ソフトバンク>自民調査会が孫社長を招致 個人情報流出問題
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040320-00000022-mai-bus_all
自民党の電気通信調査会(亀井久興会長)は19日、ブロードバンド(高速大容量)通信サービス「ヤフーBB」の個人情報流出問題に関連し、ソフトバンクの孫正義社長を招致して事件の経緯や再発防止策などについて事情を聴いた。
孫社長は冒頭に謝罪したあと「個人情報を盗んでも直接的に罰する法律はない」と法整備の必要性を強調。出席した議員からは「被害者意識を持つのはいかがなものか」「個人情報取扱事業者としての責任を深く認識すべきだ」など厳しい批判が相次いだ。
終了後、孫社長は記者団に、事件による経営への影響について「3カ月程度は新規(契約)獲得が減速する。ただ、利用者の解約は前年と今のところ大きく変わらない」と説明。その上で「中長期の目標を変更せずに頑張りたい」と語った。【伊藤一博】(毎日新聞)[3月19日19時7分更新]
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自民党の議員からさえも、「責任を深く認識すべき」と批判されているとおり、責任があったと考えるのが常識的理解だし、上記答申ですらいろいろ述べているとおり、以前から、「IDやパスワードに頼らない新しい本人確認制度の確立」など、やれることもいろいろあったわけだし、今回の流出事態に責任がないかのような答申には、無理があると思います。社外有識者の見識と中立性に疑念が生ずる事態です。


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