国際宗教学宗教史会議世界大会
明日、麻原の公判をひかえ、マスコミから、「オウム事件は、なぜあの時、おこったのか?」ということを、よく聞かれます。
もちろん宗教に対するタブーや、社会権力に対するタブーなど、いろんなタブーが、当時の日本に蔓延していたことも大きな理由ですが(拙著:21世紀の宗教法人法参照)、もうひとつ大きな理由は、冷戦体制が崩壊した後、世界が、東西イデオロギーの対立の時代から、文明の衝突の時代に入ったということも大きいと思います。
文明の背景には、宗教が厳然と存在しており、ソ連崩壊後の1990代の人類にとって、宗教は、社会を変革していく力として、非常に魅力的なものに映ります。911テロの問題や、イラク戦争も、冷戦終結後の、この流れに属します。
他方、このような時代の中で、ガンジー、キング牧師、マザーテレサなど、宗教が、平和にも積極的な役割をしているのも事実です。
つまりイデオロギーの時代から、21世紀は、宗教の時代に入ったといっても過言ではありません。宗教は、今後人類にどのような影響をもたらすのか、現在は、非常に、微妙な時期に入っていると思います。
来年2005年3月24日~30日の7日間にわたり、100年以上の歴史を持つ国際宗教学宗教史会議(第1回は1900年)が、なんと日本で開かれます。日本で開かれるのは、1958年以来のことです。世界の宗教研究者が一堂に会する場で、1000名以上が参加するとのことです。
今回のテーマは、 「宗教―相克と平和」(Religion: Conflict and Peace) 、
本年4月より、参加申し込みが始まりますが、オウム事件の背景を考えるうえで、重要な会議にもなりそうです。
マスコミも、表面的な取材だけでなく、宗教全般について、きちんとした取材をしてほしいと思います。
国際宗教学宗教史会議のURL→
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/iahr2005/j_top_frame.htm
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主催 日本学術会議、日本宗教学会
開催場所 高輪プリンスホテル(品川駅徒歩5分)
大会テーマ 「宗教―相克と平和」(Religion: Conflict and Peace)
サブテーマ
・戦争と平和、その宗教的要因(The Religious Dimension of War and Peace)
・技術・生命・死(Technology, Life, and Death)
・普遍主義的宗教と地域文化(Global Religions and Local Cultures)
・境界と差別(Boundaries and Segregations)
・宗教研究の方法と理論(Method and Theory in the Study of Religion)
開催時期 2005年3月24日~30日(7日間)
日程
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3月24日(木)
10:00-12:00:開会式
14:00-18:00:公開シンポジウム「宗教と文明間の対話」
18:00-20:00:レセプション・パーティ
3月25日(金)
9:00-10:30:プレナリー・セッション(全体会議)
11:00-13:00, 14:00-16:00, 16:30-18:30:セッション(小部会)
3月26日(土)
9:00-10:30:プレナリー・セッション(全体会議)
11:00-13:00, 14:00-16:00, 16:30-18:30:セッション(小部会)
3月27日(日)
エクスカーション
9:00-12:00, 13:00-16:00:特別セッション「日本の宗教」
3月28日(月)
9:00-10:30:プレナリー・セッション(全体会議)
11:00-13:00, 14:00-16:00, 16:30-18:30:セッション(小部会)
3月29日(火)
9:00-10:30:プレナリー・セッション(全体会議)
11:00-13:00, 14:00-16:00, 16:30-18:30:セッション(小部会)
19:00-22:00:バンケット・パーティ
3月30日(水)
9:00-10:30:プレナリー・セッション(全体会議)
11:00-13:00, 14:00-16:00:セッション(小部会)
16:00-18:00:総会・閉会式
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