土谷判決
一連のオウム事件で、直接の実行犯でない被告人に対する初の死刑判決となりました。
同じく実行犯でない、松本智津夫被告の判決(この2月27日に予定されている)にも影響を与えること必至です。
ただオウムの信者たちの死刑判決には、非常に複雑な想いがするというのが、正直なところです。
■2004年01月30日(金) 18時38分
オウム元幹部土谷被告に死刑判決 東京地裁(朝日新聞)
地下鉄サリン事件で使われたサリンを製造したなどとして、殺人などの罪に問われたオウム真理教元幹部・土谷正実被告(39)の判決が30日、東京地裁であった。服部悟裁判長は、地下鉄事件の際、同被告には殺意が認められ、他の被告との共謀もあったと認定。検察側の求刑通り、死刑を言い渡した。
一連のオウム事件では189人が起訴されたが、一審で死刑判決を受けたのは11人目。これで、一審判決を受けていないのは松本智津夫(麻原彰晃)被告(48)だけとなった。松本被告の判決は2月27日に予定されている。
土谷被告は地下鉄・松本両サリンや化学剤VXを使った殺人・殺人未遂など計7事件で起訴された。教団随一の化学知識を持っていたとされ、「第二厚生省大臣」の地位にあった。
この日の判決はまず、松本事件について、土谷被告が捜査段階で「ほかの教団幹部らが不特定多数を殺害しようとしていることを認識していた」と供述している点などを重視し、「犯行を幇助(ほうじょ)する意思があった」と認定した。地下鉄事件についても、捜査段階の供述などから、自分が製造したサリンが近い将来に地下鉄を含む東京都内で使われることを被告が知っていたと判断。「松本事件とは異なり、共同正犯の責任を負う」と結論づけた。
土谷被告は公判で、サリンやVXの製造にかかわったことは認めたものの、「長野県松本市でまかれた液体にサリンは含まれていない」「地下鉄でサリンが使われると思っていなかった」などと述べ、麻薬取締法違反を除く6事件について無罪を主張した。引き続き松本被告への帰依も表明。同被告の公判に弁護側証人として出廷し、「教祖」を擁護する証言を繰り返した。
◇
〈オウム事件で死刑判決を受けた被告〉(呼称略)
(1) 岡崎 一明 坂本 (実行役)
(2) 横山 真人 地下鉄(散布役)
(3) 林 泰男 地下鉄(散布役)
(4) 豊田 亨 地下鉄(散布役)
(5) 広瀬 健一 地下鉄(散布役)
(6) 端本 悟 坂本 (実行役)、松本(警備担当)
(7) 早川紀代秀 坂本 (実行役)
(8) 新実 智光 坂本 (実行役)、地下鉄(送迎役)、松本(警備担当)
(9) 遠藤 誠一 地下鉄(製造担当)、松本(医療担当)
(10)中川 智正 地下鉄(製造担当)、松本(医療担当)、坂本(実行役)
(11)土谷 正実 地下鉄(製造担当)
※いずれも一審判決。名前の後は、関与した主な事件と役割。「地下鉄」は地下鉄サリン、「松本」は松本サリン、「坂本」は坂本堤弁護士一家殺害の各事件。土谷被告を除いていずれも控訴、上告中。(01/30 16:12)
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釈然としない死刑判決です。というのが論点がすり替えられての上での裁判進行だからです。
土谷被告の話していた『松本で使われた毒物はサリンではない』『地下鉄で使われた物質は、自分が作ったサリンでないかも』に関しては何も明らかにされていませんね。いくつか疑問が生じます。
①松本事件に関して
もしサリンだとすると被害状況が説明できません。サリンは主に空中散布用の兵器で、空気より比重が重く、下へ下へと降りていく性質あり。にもかかわらず、撒かれた付近の住民は、アパートの1階の方が軽傷であり4階の方に死亡者が出ています。この状況を「サリンである」という前提では説明できないのですが、なんら触れていません。
②地下鉄事件に関して
被告に言い逃れさせないための格好のネタであるはずの物証を調べないのは腑に落ちません。地下鉄から押収したビニール袋の中身が、教団から押収した毒物と同一か否か?ビニール袋を何故調べていないのか?その理由はバカでもわかります。検察側が恐れている結果は『教団の毒物と、地下鉄での毒物は成分が違います』これです。仮にサリンであるとしても、サリンは100種類以上あるとのこと。どのサリンなのか?教団内の毒物と一致するのか?
今回の裁判でも地下鉄の毒物が何なのかについては一切ふれていない模様です。
③裁判の進行状況。
判決理由を先に述べてから、主文を述べているとの事
(ニュースより)
通常は主文が先、それから判決理由です。
『被告はAという罪を犯した、よってBという判決が妥当と思われる』という具合に。
なぜ順序を逆にするのか?判決理由を先に述べて、傍聴人に疑問を生じさせないためか?
④土谷被告と弁護団の態度。
前回『徹底的に検察と戦う』と話していたそうですが、今回は『さっさと死刑にしろ』と投げやりな暴言をはいたとの事。
態度の一変の理由は何か?弁護団はなぜ、ビニール袋の中身を調べるよう検察に言わないのか?
事件の大事な部分を言及せず、許されざる凶悪犯罪でどうしたこうした、と明らかに世論から「事件の真相は解明されないのか?」の疑問が生じないようにとの恣意的な操作を感じます。
思いつくまま書きましたが、紀藤弁護士ならびにみなさまの考えを聞かせていただければ幸いです。
投稿: セイラ | 2004.01.31 02:18
「オウム信者の死刑には非常に複雑な想い?」
正樹さんは(なぜかここではさんづけよ)
こういう発言は、あるHPで弁護士紀藤正樹は
オウムの陰の協力者と書き込みがありましたが、
信者も犯罪に使うという精神のもと製造なり
計画者なり、それぞれの犯罪役目をこなしてそれによって被害を遭われた方がいたのなら、あなたのそういう
犯罪者を庇うような発言はわたくし的には受け入れらませんわね。
それでは弁護士紀藤とオウムの関係うんぬん、、というHPの意見もわたくし的には否定できななりますわね。
それとも、他に意味があっての
「複雑」なのでしょうか?
この文章だけは、オウムを庇うような、、そんな意味にも聞こえますわね。
投稿: Cal | 2004.01.31 09:19
…死刑判決は予想されたことです。サリンは「毒ガス」です。
土谷被告(クシュティガルバ)自身が、『日いずる国、…』で化学兵器と述べています。殺人目的で製造したのは明白です。
サリン製造が、何処でも、誰にでも、出来るものでない以上、
日本では、上九一色村で作られたと考えるしかないでしょう。
弁護団が、オウム以外での製造可能性を提出できなかいのでは
裁判所は、土谷被告の作ったものと判断するしかありません。そうだとすれば、死者数十人を含む、数千人の被害者をだした
事件の大きさから考えて、妥当な判決だと思います。
…ただ、土谷被告が度重なる『洗脳』によって、教祖麻原への
絶対服従を叩き込まれてたことで…『複雑な思い』はします。
(ただの「マインドコントロール」ではなく、土谷被告の場合
「洗脳」と思う)この点、弁護団は考えなかったんだろうか?
松本、地下鉄、両事件の被害者からは、サリン特有の症状が
出ており、撒かれたのは『サリン』だったと推定できます。
松本サリン事件の被害者の分布に、ばらつきが見られるのは、
「自然な状態で散布されたのではない」からと、思われます。
「ファン等で強制的に上に吹き上げられた」と考えられます。
いずれにせよ『オウム以外の犯人』の可能性が示されなければ
今後も「死刑判決」が続くでしょう。…次は『麻原』です。
投稿: あんぐら~ | 2004.01.31 18:36
先日のカキコに追加です。
土谷被告は、いつ・どこで、麻原開祖から『サリンを製造せよ』という命令を受けたか?
この謎も裁判で明らかにされてはいないようです。
このような重大な問題をさておいて、
自供のみで進行させ、凶悪犯罪→死刑、と
短絡に判決を出す裁判自体に疑問を感じます。
投稿: セイラ | 2004.02.01 00:03
刑事裁判は、刑事事件として、刑法の定めに反していることを
検察側が立証すれば「足りる」ので、刑法法令を適用出来るか
否か「適正かつ迅速に」(刑訴法第1条)判断さるべきです。
そもそも犯罪行為は「人に知られないように行われる」もので
本人が犯行を否認したら、細部にわたる立証は不可能です。
「犯罪を構成するか否か」以外の「重箱の隅を穿る論議」は、
徒に裁判の進行を遅らせ、証拠・証言の「風化」を招きます。
その犯罪の被害者らにとっては、社会的公正を欠くものです。
弁護側は、検察が出した「論理」に対し反証すべきものです。
土谷が「麻原に指示された」というのは、土谷本人にとっては
むしろ「有利な材料」で「否定すべきもの」ではありません。
麻原の指示が認められたのは、麻原被告には不利でしょうが
「土谷裁判」は、そもそも「麻原裁判」ではないのです。
投稿: あんぐら~ | 2004.02.01 06:52
あんぐら~さん、
ここでもまた議論をすり替え話の方向を変えていく
おつもりですか。
私は裁判の進行の疑問について書いているんですよ。
裁判進行の不可思議について、
みなさんの意見を聞きたいのであって、
あなたの勝手な感情論を聞きたいわけではありません。
投稿: セイラ | 2004.02.01 20:24
上記に追加。
感情論で論陣はるのなら勝手にどうぞ。
あなたの策略に乗るほど単純ではありませんのでね。
あくまでも冷静に裁判進行の話としてカキコします。
投稿: セイラ | 2004.02.01 20:37
私は「刑事裁判の原則」について、書き込んでいるだけです。
オウムシンパの感情論を展開しているのはあなたでしょう?
私が、オウムシンパと感情を共有できないのは事実ですが、
オウム擁護で「言論の自由」を主張する人が「感情論」という
的外れの非難をぶつけるのは、冷静を欠いていると思います。
投稿: あんぐら~ | 2004.02.02 10:08
私をオウム擁護者などと位置付ける事が既に感情論です。
私がオウムを擁護したい派だったら、
「地下鉄から収拾した袋の中身を調べろ」と
言うはずないでしょう。
地下鉄での毒物と教団から押収した毒物の成分が一致したら
もうオウム側の逃げはありません。
オウム擁護しているのは他ならぬ検察なんですよ。
この程度の理屈がわかりませんか?
他にもまだ、あなたの論で奇妙な箇所もありますが・・・
まずは紀藤弁護士にお尋ねしたい。
>ただオウムの信者たちの死刑判決には、
>非常に複雑な想いがするというのが、正直なところです。
とありますが、死刑判決のどのような部分に複雑な想いを感じられるのでしょうか?
お聞かせいただければ幸いです。
投稿: セイラ | 2004.02.03 01:12
セイラさん。擁護者で悪ければ、信者と言い換えましょうか?
「絶対歓喜」なんて言葉を使う、一般人はいないよ。(笑)
> オウム擁護しているのは他ならぬ検察なんですよ。
> この程度の理屈がわかりませんか?
へぇ~。私には全く理解できないですね。(笑)
検察が、麻原を初めとするオウム真理教幹部を、刑事告発して
彼らを、次々と死刑台に送ろうとしてるんですよ?
その「検察」がオウム擁護?へぇ~。どんな理屈でしょうか?
屁理屈にもなってないよ。まるきり、意味が通じないですよ。
誰も理解できないでしょ?詭弁・奇弁としか思えません(笑)
投稿: あんぐら~ | 2004.02.03 19:04
ボケているのか、ボケてるフリをしているのか(笑)
人の発言を都合よく一部切り取るのは
常套手段だということは知ってますがね。
>その「検察」がオウム擁護?へぇ~。どんな理屈でしょうか?
だから私は書いてるでしょうが。
>>地下鉄での毒物と教団から押収した毒物の成分が一致したら
>>もうオウム側の逃げはありません。
検察が袋の中身を調べて、教団から押収した袋の中身と成分が合致したらオウムを黒だと断言できるんですよ。
それをしないから、グレーの状態じゃないですか。
検察側の思惑はどうであれ、
結果的には検察は「オウムに逃げをうたせる理由を提供している」ことになります。
それからついでに、
>「絶対歓喜」なんて言葉を使う、一般人はいないよ。(笑)
はい、はずれ。ここにセイラという一般人がいます。
絶対も歓喜も日本語です。
日本人が日本国内で日本語を使うのが何か不思議ですか?
まさか、あなた信者時代からずっと「絶対歓喜」と言う言葉は
「オウム語」であるから俗世の人間は使ってはいけない、
なんて思い込んでるんじゃないでしょうね(笑)
松本事件に関してのあなたの「詭弁・奇弁」。
笑いのネタをありがとう。
>松本サリン事件の被害者の分布に、ばらつきが見られるのは、
>「自然な状態で散布されたのではない」からと、思われます。
>「ファン等で強制的に上に吹き上げられた」と考えられます。
ホーーーーーーーーーーーーーーーーーーーホッホッホッホッ。
へえ、強制的に上に吹き上げたら比重が変わるんですか?
「サリンは空気よりも重い」この定義が変わるんですか?
これは新説ですね。学会で発表なさったら(笑)
辻褄合わせで咄嗟に考えただけでしょう。(辻褄あってないけど)
水と油の例で説明しようかとも思ったけど長くなるし、
どんどんテーマからずれていくのでやめときます。
これ以上話の方向変えていくつもりなら、
このネタ「あなたの擁護」板に振ってさしあげましょうか?
投稿: セイラ | 2004.02.04 00:48
>地下鉄での毒物と教団から押収した毒物の成分が一致したら
>もうオウム側の逃げはありません。
>オウム擁護しているのは他ならぬ検察なんですよ。
>この程度の理屈がわかりませんか?
私には,わかりません。
毒物の成分が,一致すればオウムに不利、
不一致であればオウムに有利、だからです。
「擁護派か否か」という軸でなく、
「調査のコストとそこから得られる認識の正確さとのトレードオフ問題」として考えましょう、という話ですよね?
投稿: とん太 | 2004.02.04 15:43
>へえ、強制的に上に吹き上げたら比重が変わるんですか?
>「サリンは空気よりも重い」この定義が変わるんですか?
>これは新説ですね。学会で発表なさったら(笑)
では何故,空気より比重の大きい,鉄,でできている飛行機が
空を飛ぶのでしょうか。比重が大きい事は,上に上がらない事の説明にはなりません。
言葉も法律もそうなのですが、皆で、大事に使って育んでいくものです。こういう書き込みを見ると、本当に悲しくなります。
投稿: とん太 | 2004.02.04 16:07
12番と13番はサパーリ意味不明。
選手後退ですか?
とん太さんとやら
いったい何がおっしゃりたいのかしら?
議論そらしの釣りならおやめいただきたい。
それよりも、あなたの土谷被告裁判の感想なり、
疑問点なりをお話いただけませんか?
あなたがもうひとりの方と意識融合されていなければ。
投稿: セイラ | 2004.02.04 23:34
一部訂正。
後退→交代
投稿: セイラ | 2004.02.04 23:42
>「サリンは空気よりも重い」この定義が変わるんですか?
「サリンは空気より思い」は、定義ではありません。
観測された事実です。
投稿: とん太 | 2004.02.05 10:34
> 絶対も歓喜も日本語です。
その通り、しかし、それをつなげた「絶対歓喜」は聞いた事がありません。
さらに言えば「意識融合」も聞いた事がありません。
投稿: とんた | 2004.02.05 10:36
> 議論そらしの釣りならおやめいただきたい。
そらしてません。
あなたの提起した論点 ①松本事件に関して について論じていますよ。
投稿: とん太 | 2004.02.05 10:42
>まさか、あなた信者時代からずっと「絶対歓喜」と言う言葉
>は「オウム語」であるから俗世の人間は使ってはいけない、
>なんて思い込んでるんじゃないでしょうね(笑)
人間の内面を表現する言葉を持っているというのは,別に悪い事じゃないと思いますよ。言葉があるという事は思考にモデルが与えられて安定しますからね。内面が安定するというのは悪い事ではありませんよね。
宗教やっている人が一般ではないというのは間違いです。
世界の人の9割が宗教を信仰しているという事実に反する。
ただしセイラさん。あなたは「水と油の例」に関して
言いかけましたね。でも逃げちゃった。
事実を体験を通して理解する事から逃げてはいけませんよ。
比重の高いものが舞い上がるというのを体験として知って下さい。例えばティッシュペーパーをびりびりに破いて
ウチワで仰ぐと舞い上がるでしょう?
投稿: とん太 | 2004.02.05 11:08
あのね、とん太さん。
どんどん話がレベルダウンしていく気がするので、
もう書かないでおこうかなとも思ったんですがね。
>ただしセイラさん。あなたは「水と油の例」に関して
>言いかけましたね。でも逃げちゃった。
逃げたわけじゃありませんよ。
「空気とサリン」の比重は「水と油」の比重と同じ理屈だと
言いたかったんですが、長々と当たり前のことをいうのが
馬鹿馬鹿しくてやめただけで。
ご希望なら時間のある時にでも書きましょうか。
>事実を体験を通して理解する事から逃げてはいけませんよ。
>比重の高いものが舞い上がるというのを体験として知って下さ
>い。例えばティッシュペーパーをびりびりに破いて
>ウチワで仰ぐと舞い上がるでしょう?
舞い上がりますよ。うちわでなくても扇風機でも、
口でフーッと吹いても舞い上がりますよ。
で、それが松本毒ガス事件の説明となり得るんですか?
だいたいあなたは、この話の論点がわかっているんですか?
飛行機が飛ぶの、紙が舞うのの話じゃないんですけどね。
投稿: セイラ | 2004.02.06 01:20
>で、それが松本毒ガス事件の説明となり得るんですか?
あなたの①松本事件に関しての反論にはなる。
空気より比重が重くても、風によって上にいくものがあるって事ですから。サリンもしかりです。
投稿: とん太 | 2004.02.06 04:57
おそらくあなたは、水より油の比重が小さいから油が上にいくと言いたかったのでしょう?
でも、空気より比重が重くても、高く舞い上げるような仕組みは作れてしまうわけです。ティッシュペーパーを小さな風で舞い上げる事ができるようにね。それがサリン噴霧車だったわけです。
投稿: とん太 | 2004.02.06 05:02
明らかに読む人をミスリードさせようとしていますね(笑)
決定打をうちましょうか?
おーーーっと、その前にお聞きしたい。
サリン噴霧車とはどんなものですか?
そんな道具を使えば気体の比重を入れ替える事が
可能なんですか?
なぜ、あなたはそんな物の存在を知っているんですか?
投稿: セイラ | 2004.02.06 21:58
オウムによるサリン事件がドラマ化だそうですわよ。
紀藤正樹のHP「オウム板」にその情報がございましてよ。
過ぎ去った事件とはいえ、
最近、最近死刑判決も出て、、いまだにあの事件は終らずですものね。わたくしも見れたらよございますが、
米国在住なので、、又無理かも、、
投稿: CAL | 2004.02.07 18:34
比重の重い気体でも上方への拡散は可能です。
サリン自身も分子運動していますし、上方への気流が存在していれば容易ではないでしょうか。
でも、セイラさんがいいたいのはそういうことではないのでしょうね。
投稿: yukizo | 2004.02.07 18:41
…セイラさん。なぜ「雨」は、上から降るんでしょうか?
♪下から降ると傘がさせないじゃない♪は、なしですよ(笑)
…もうすぐ、花粉も飛ぶし、黄砂も飛びます。
いうまでもなく「花粉」も「黄砂」も「空気」より重いね。
セイラ流『比重理論』で、これらの現象を説明できますか?
皆さんが書いているように「気流」に乗せれば、サリンを、
建物の高いところに、吹き上げることは、充分に可能です。
たとえ「サリンの比重」が「空気より軽い状態」でもね。
>そんな道具を使えば気体の比重を入れ替える事が
>可能なんですか?
比重の入れ替えなど、誰も言っていません。あなただけです。
投稿: あんぐら~ | 2004.02.07 19:57
僕が複雑な気持ちを有する理由です。
「松本被告以外は死刑回避を」=オウム家族の会が臨時総会-東京
オウム真理教(現アーレフ)の信者の親らでつくる「家族の会」(永岡弘行会長)が8日、東京都内で臨時総会を開いた。元信者の男性(32)は「親は子どもの話を聞き、人間関係を作り直すことが必要」と提言。カルト問題の専門家らによるパネルディスカッションでは、27日に判決を迎える元代表松本智津夫被告(48)以外の被告に対する死刑回避を求め、アピールを採択した。
会のメンバーは約130家族で、7割超の子どもが現役信者。総会には約50人が参加した。 (時事通信)
[2月8日21時2分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040208-00000651-jij-soci">http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040208-00000651-jij-soci
投稿: 紀藤 | 2004.02.09 10:29
家族会?
オウムの信者は死刑反対、、犯罪を正気の精神で行いながら
死刑は松本だけに受けさせれば
坂本弁護士ご一家は誰が誘拐して殺害されたのかな?
わたくしは坂本さんのご家族のお顔が今でも鮮明の覚えてますの。
これからたのしいことが沢山経験できたのに、
オウム宗教の犯罪しゃのために無残にも打失われて、
その無念の気持は家族会に理解できるのかしら、、
犯罪を犯した以上は、、麻原1人だけの問題ではないはず。
投稿: Cal | 2004.02.09 16:46
2個上の書き込み者の
死刑回避を求めて「アピール」?
カタカナ文字の難しさ
投稿: Cal | 2004.02.09 20:04
紀藤弁護士、少々不明なのですが、
このニュースの何で「複雑な気持ち」になられるのでしょうか?
具体的にお話しいただけますでしょうか。
例えば、『死刑判決の信者達にも家族がいる、
家族と話し合わせるべき』というお気持ちでしょうか?
私としては、紀藤弁護士は、
『自供に矛盾も多く、物証もなく、の状態で
判決を出すのが釈然としない』という意味で
提議されたのだと解釈していました。
また別の観点からのお考えならば、
それもお聞かせいただきたいです。
投稿: セイラ | 2004.02.09 23:45
http://www.aleph.to/doctrine/solves/index.html
↑ここにアーレフ(オウム)の教義が出ています。
ここで「絶対自由・絶対幸福・絶対歓喜」を標榜しています。
…普通の人でも、自由・幸福・歓喜を求めるでしょうが、
「絶対」を付け、これを希求するのは、オウム独特です。
こんな言葉を使う一般人いますか?自称一般人だけです(爆)
…言っときますが、私は元オウム信者じゃありませんよ(笑)
オウム教義と称するものの大部分は、既存宗教のパクリです。
…業(カルマ)。輪廻転生。因果応報。八正道…は仏教用語。
クンダリニー。チャクラなどはヒンズー・ヨーガの用語です。
しかし、言葉だけ借りた「エセ宗教」で解釈は離れてます。
…たとえば、仏教で「解脱」は、輪廻転生からの離脱ですが。
オウム(アーレフ)では、「出家」では「解脱」を目指すが
「在家信者」は「より良い世界への転生」を目指すとします。
こんな「バカな解釈」は「解脱の概念」を否定するものです。
どんな世界への「転生」でも、それは「迷いの道」なのです。
こうした「偽善的な修行」を奨励する宗教は他にありません。
「嘘も方便」が最終奥義の宗教は、オウムだけでしょう(爆)
「偽善者を作る」のを目的にする宗教も、アーレフだけです。
投稿: あんぐら~ | 2004.02.10 10:33
>オウムによるサリン事件がドラマ化だそうですわよ。
「改悛の情顕著」の林郁夫を高杢が演じるとの事でした。
ちゃんと演じてもらいたいですね。
>犯罪を犯した以上は、、麻原1人だけの問題ではないはず。
その通りですが,私も複雑な気持ちです。
「全ては麻原の狂気が根本原因」という見方も存在しますし、、特に私は地下鉄サリンの実行犯達に同情的です。
林郁夫、豊田、広瀬、と最高学歴の3人を歩兵として使ったのも,強制捜査が入るのがわかったのだから,もうできるだけむちゃくちゃやってやろう、という麻原の意図を感じますし。
投稿: とん太 | 2004.02.12 19:15
とにかくむちゃくちゃであればあるほど、世間の人に「何かあるに違いないと思わせるものも大きくなるだろう」、という、方向性はどうでも、でかさ、を追求するような,なげやりさ加減を感じるわけです。
それを信じて、付き合わされた歩兵達に、私は同情的です。
投稿: とん太 | 2004.02.12 19:22
…『罪』とはなにか?『罰』とはなにか?
麻原・オウム真理教を「妄信してしまった」信者たちの犯罪は
「罪を罰する」根本的な意味を問うている、気がします。
彼ら信者は、最初の場面では、インチキカルト教団に騙された
被害者』として、私たちに「見えていた人たち」です。
彼らの信者の家族たちは、最初『被害者の家族たち』でした。
オウムに殺された坂本弁護士は、彼ら『被害者家族」の依頼を
受けてオウムと折衝し、彼ら「騙された信者たち」を家族側に
取り戻そうとして、麻原を信じる「彼ら」に殺されたのです。
サリンは「大量殺戮兵器」であり、それ以外ではありません。
サリンを撒けば、多くの人が死ぬのは、分かりきっています。
いかに「妄信していた」といっても、ここで判断停止したのは
自己責任の範疇でしょう。「実行犯の罪」は免れません。
「サリン製造者」についても、同じことが言えるでしょうね。
専門家なら、農薬を作るのとは違うと承知しているでしょう。
しかし、修行という名目で『洗脳(強制的な思想改造)』が
行われていた可能性が、土谷被告の場合は高いのです。
いわゆる「マインド・コントロール」などではないレベルの
「思考回路の支配」を、麻原オウムは志向していたようです。
麻原に思考を支配さけた彼は、罪に問われるのでしょうか?
そうして、その志向を受け継いでいる…上祐アーレフの罪は?
投稿: あんぐら~ | 2004.02.16 09:08