カテゴリー「司法」の13件の記事

2007.11.13

また弁護士が逮捕!今度は4大法律事務所の元弁護士

コミニカ:社長と元顧問弁護士を脱税容疑で逮捕 - 毎日jp(毎日新聞 2007年11月12日 20時02分 (最終更新時間 11月12日 20時52分)
)

逮捕されたのは、竹原隆信(49)容疑者。元西村ときわ法律事務所(現西村あさひ法律事務所)のパートナー弁護士で、ニューヨーク州弁護士の肩書きを持つ人物です。

竹原容疑者は、日経シンポジウム「法化社会の企業責任」などで、講演していたのに・・・・・・・

同講演の趣旨

 原則禁止から原則自由、事前規制から事後チェックへとカジを切った日本の経済社会。それはルールがより重い意味を持つ「法化社会」の到来を意味します。
 コンプライアンスの語源complyはcomplete(完全な)とsupply(供給する)の合成語で「従うことによって完全なものを提供する」が本来の意味です。つまり、企業には社会の公器として、社会の期待や要請に真摯に応えるという、法律に上乗せした行動規範をとることが求められているはずです。
 本シンポジウムでは、スピード経営と自由競争の名のもと、常にぎりぎりの判断を迫られる企業経営において「社会の期待に応える」にはどうすればよいか議論を深めながら、起こりうる企業不正への備えと対策の途を探ります。

とても残念です。

ちなみに竹原隆信(49)容疑者が、パートナーとして所属していた法律事務所は、現在、西村あさひ法律事務所として、国内最大の法律事務所となり、4大法律事務所の一つとして数えられています。

当然に同法律事務所の社会的責任も感じますが、現時点で、なんらの発表も、同事務所のサイトではしていません。

企業に、コンプライアンスを説く法律事務所である以上、また300人以上の弁護士を要する法律事務所として、社会的責任は企業と同等、あるいはそれ以上に負うと思われますから、いいことばっかり書かずに、今回の問題について、どうして生じたのかも含めて、正式な発表も、サイト上等で、すべきだろうと思います。
それこそ、コンプライアンスではないでしょうか?


[参考]リンク
<法律事務所>企業向けの大型化進む 上位4所は200人超(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

<法律事務所>企業向けの大型化進む 上位4所は200人超

10月30日20時21分配信 毎日新聞

 企業向け業務を行う法律事務所の大型化が進んでいる。上位4事務所の所属弁護士数はそれぞれ200人を超え、5年前の数十人規模から大きく拡大した。M&A(企業の合併・買収)など法律知識を要する企業間の取引は急増しており、法律事務所も多数の専門家をそろえてサービスのスピードと総合性を競い合う時代に入ったといえそうだ。

 最大手の西村あさひ法律事務所は今年7月、4大事務所の「西村ときわ」と、6位の「あさひ」の一部が統合して発足した。所属弁護士数は351人(16日現在)に達し、国内で初めて300人を超えた。4大事務所は00年以降すべて統合を経験し、この間、所属弁護士数はいずれも3倍以上に膨らんだ。

 大型化が進んだのは、企業が弁護士の助言を必要とする機会が増えたためだ。06年に件数が過去最高に達したM&Aの場合、法律事務所には合併相手が持つ契約や内規が適法かどうかの分析や、合意文書内容についての助言などが求められる。金融商品取引法など新たな法令への対応や、自社の法令順守体制の点検など依頼内容も多様化しており、「限られた期間で答えを出すには5~20人のチームが必要。専門性を持った人材を確保する必要もあり、どうしても人数が必要になる」(アンダーソン・毛利・友常)という。

 ただ大型化には課題もある。依頼が4大事務所に集まる傾向が強まり、「競合する複数企業から依頼が来るなど、『利益相反』が疑われるケースが増えた」(M&Aに詳しい弁護士)。弁護士事務所の運営はパートナーと呼ばれるベテラン弁護士が行うが、「人数が増えることで調整が難しくなっている面はある」(西村あさひ)といい、利益相反についての審査委員会を設けるなど、内部管理体制の強化を急いでいる。

 米国では、1000人を超える大手法律事務所が一般的で、中国、韓国でも400人超の事務所がある。西村あさひの小杉晃執行パートナーは「企業が行政指導でなく、法律や契約に基づいて行動する社会に日本も変化しており、法律事務所の大型化は必然的な流れだ。数年後には500人まで増やしたい」と話す。【坂井隆之】


続きを読む "また弁護士が逮捕!今度は4大法律事務所の元弁護士"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007.10.28

名物裁判官のこと

園尾隆司裁判官は、名物裁判官で、破産法の専門家でもあり、東京地裁の破産事件の処理を、要件事実型(債務者説明型)から、迅速処理型(債権者説明型-ほとんどの事件で債権者は意見を述べないので、簡単な破産申し立てでも、破産が認められる方式)に大きく変えた人です。

そのため破産専門弁護士事務所・営利追求型事務所の急成長と乱立という事態も生みました。
事務レベルでも、破産処理を可能としたからです。
最近テレビでよく登場する弁護士石丸幸人氏の事務所もその一つに入ります。

ただ僕的には、とても実直で人間的で、先例主義にとらわれない努力家で、とても大好きだった裁判官の一人でしたので、今回のことは、とても残念です。


[参考記事]
宇都宮地裁所長が所属裁判官審尋で質問、懲戒要求の動き (2007年10月27日20時20分 読売新聞)

 宇都宮地裁の園尾隆司所長が、地裁所属の裁判官が担当する破産事件の審尋に出席して債務者に質問していたことがわかり、栃木県弁護士会(直井勇会長、118人)は27日、「憲法に定めた裁判官の職権の独立を侵害した」として、園尾所長を裁判官分限法に基づく懲戒処分とするよう東京高裁に求めることを決めた。

 県弁護士会によると、弁護士会が裁判官の懲戒を求めるのは異例という。

 問題となったのは、同県日光市のホテルの破産事件で、今年2月21日に地裁で開かれた審尋。県弁護士会が出席した弁護士に聞いたところ、裁判官3人の合議体で行われた審尋に、園尾所長も「書記官の補助者」として出席し、裁判長の許可を得て債務者の資産などを質問したという。

 県弁護士会が27日に開いた臨時総会では、出席した50人全員が「園尾所長の行為は問題」との認識で一致。「人事評価の権限を有する所長が、所属裁判官の審理に立ち会うのは、裁判官の職権の独立を侵害する」などとする決議案を、賛成多数で可決した。

 園尾所長は、2006年9月から現職。東京地裁裁判長としてそごう、山一証券など経営破たん企業の案件を手がけた経験がある。園尾所長は25日、地裁を通じて「本件の破産事件が珍しいので、個人的な研究心から立ち会った」とコメントした。


| | コメント (3) | トラックバック (0)

2006.09.29

憂慮する!司法修習生の107人が「落第」

前に、2005.10.07 司法修習生のレベルが低下している!と書いたんですが、結論は、その期で、史上最大の落第者が出ました。
2回試験(=卒業試験)で落第者が出ることがほとんどいなかった期の人間から見ると、2回試験に落ちること自体が驚きです。

「劇的」と書くのも、当然です。

この件については、事情を知らない方から(多分当事者である司法修習生から)、僕の意見についての批判があいつぎましたが、僕は、司法修習生の指導担当もしていますから、何も根拠無く、こうした意見を述べたのではありません。

そして、結果を見れば、僕の意見の正しさは、実証されています。

そんなわけで、60期以降の司法修習生諸氏へ
ぜひこの点は肝に銘じておいてください。

これから司法を目指す方、今の時代、司法修習生は、横を見て、自分の位置を判断しないことが大切です。それでは自分の期の平均値で満足してしまいます。それでは伸びるものも伸びません。

自分よりレベルの高い、上の期の法曹を見て、その人のレベルを目指す努力をしてください。
そうすることが、自分のいたらなさを理解し、そしてそれが次の努力を、生むようになります。

努力は、絶対に、実務家になって役にたちます。


もっとも来年はロースクール組みも参入します。ロースクール組みは、司法試験合格前から鍛えられていることもあり、落第率も下がるとは思いますが・・・・それでも就職時期がロースクール組みと重なる60期は大変です。努力は忘れずに、そしてご苦労さまです(^^.)。


■朝日新聞2006年09月28日21時09分 司法修習生、107人が「落第」 過去10年間で最多?-?社会.

続きを読む "憂慮する!司法修習生の107人が「落第」"

| | コメント (3) | トラックバック (3)

2006.02.28

弁護士に対する接見妨害は違法!

僕も当番弁護士として出動することがありますが、1時間も待たされた経験はありません。

その接見に、1時間待たせたことが違法だと言う判決が出ました。しかもずるいことに、弁護士を待たせて、容疑者に別の上申書を書かせていたというのですから、話になりません。

日本国憲法第三四条
何人も、理由を直ちに告げられ、且つ、直ちに弁護人に依頼する権利を与へられなければ、抑留又は拘禁されない。

日本国憲法に反する違法な取り扱いであることを、憲法を遵守する立場にある警察は、十分に理解すべきです。

日本国憲法第九九条
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。


asahi.com: 弁護士に接見させず、千葉県警の違法性認定 東京高裁?-?社会


shitte1


続きを読む "弁護士に対する接見妨害は違法!"

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2006.02.19

今年の日弁連会長選挙

日本の全弁護士が登録している日弁連。
その会長は、株式会社でいえば、代表取締役です。

会長は、すべての会員弁護士の選挙で選ばれます。任期は2年です。

僕も一票を持っています。

次期会長の選挙の結果が出ました。今年4月から平山正剛会長のもとで、僕も頑張ることになります。


リンク: 日弁連会長に平山氏を選出 (朝日新聞)

以下朝日新聞からの引用-リンクは紀藤による。


日弁連会長に平山氏を選出
2006年 2月11日 (土) 00:02


 日本弁護士連合会(梶谷剛会長)の次期会長選が10日、全国52の弁護士会で一斉に投票され、即日開票の結果、東京弁護士会元会長の平山正剛(せいごう)氏(71)が仮集計で7732票を獲得、会長に選出された。17日の選挙管理委員会で正式に決まる。
 選挙は18年ぶりに三つどもえで争われ、東京弁護士会所属の高山俊吉氏(65)が3694票、第二東京弁護士会所属の久保利英明氏(61)は3314票だった。投票率は67.85%。


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.10.07

司法修習生のレベルが低下している!

合格者数の増加効果とロースクール効果で、ここ2年で司法修習生のレベルが、それ以前と劇的に低下しています。

2ルートあるという変則的な状態が、司法試験受験生のレベル低下と、圧倒的な司法修習生のレベル低下を生んでいます。このままで大丈夫なんでしょうか?

ちょっと心配しています。


リンク: Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 裁判官任用希望者、9人不採用…1966年以降最多.


[参考]
司法試験合格者の推移
法科大学院


続きを読む "司法修習生のレベルが低下している!"

| | コメント (14) | トラックバック (3)

2005.09.16

裁判官の名前を覚えましょう!

リンク: Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 在外邦人の選挙権制限、最高裁が違憲判決.

横尾和子(官僚出身)、上田豊三(裁判官出身)、泉徳治裁判官(裁判官出身)の名前をよく覚えておきましょう。次の国民審査に役に立つかも!

続きを読む "裁判官の名前を覚えましょう!"

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2005.06.10

この記事はすごくないか?アメリカの弁護士は橋下弁護士を越える!?!

世界は広い。

リンク: 昼は弁護士、夜はポルノ男優の二重生活 その成功例 | Excite エキサイト : ニュース

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2004.12.13

来年の初詣から

1907年と言えば、明治40年
来年1月1日から施行だそうです。

厳罰化→犯罪の抑止、という命題に対する答えが出ます。
諸外国の例を見る限り、厳罰化だけでは抑止できないと思いますが、こういった幻想に対する一定の答えは出そうです。

「厳罰化」刑法、元日から施行 法定刑、初の抜本改正 - asahi.com : 社会

続きを読む "来年の初詣から"

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2004.10.16

「可視化でなくそう!違法な取調べ」-鹿児島選挙違反事件にみる密室取調べの実態-

日弁連でシンポジュームがあるそうです。
日時:2004年11月2日(火) 18:00~20:30
場所:日弁連クレオ

【日弁連】シンポジウム「可視化でなくそう!違法な取調べ」-鹿児島選挙違反事件にみる密室取調べの実態-

[参考]→弁護士紀藤正樹のLINC TOP NEWS-BLOG版 日本と違い、保釈が許される国

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2004.10.06

備忘録 こんな裁判官もいた!1

H15. 5.30 名古屋地方裁判所 平成10年(ワ)第3372号 国家賠償請求事件

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.05.04

日本と違い、保釈が許される国

ちょっと前のニュースですが、備忘録です。
日本では、起訴前の保釈は許されません。
起訴後は、本来保釈は許されなければならないのに、事実を認めるか、検察立証が終了するまで、実務的には、まず保釈は許されません。こと刑事裁判においては、日本は野蛮国です。


----------------------------------------------------------------------------------------
M・ジャクソン容疑者、性的虐待で逮捕 300万ドル納め保釈
2003.11.21 東京夕刊 1頁 写有 (全549字) 
【サンタバーバラ(米カリフォルニア州)=森田清司】米サンタバーバラ郡の捜査当局は二十日正午ごろ(日本時間二十一日午前五時ごろ)、歌手マイケル・ジャクソン容疑者(45)=写真、AP=を、十四歳以下の少年に対する性的虐待容疑で逮捕した。同容疑者は事情聴取や指紋採取などの後、三百万ドル(約三億三千万円)の保釈金を納め、間もなく保釈された。逮捕容疑は公表されていないが、米メディアによると、サンタバーバラ郊外の屋敷「ネバーランド」内で、十二歳の少年にみだらな行為をした疑いが持たれている。

これに対し同容疑者の弁護士は「逮捕容疑は断固として事実ではない。大きなうそに基づくものだ。マイケルは嫌疑をかけられ激怒している」と述べ、無実を主張した。

同容疑者はこの日、自家用ジェット機でラスベガスからサンタバーバラ空港に到着。その場から連行され、黒いスーツに身を包み後ろ手錠をかけられた姿で拘置所に入った。保釈の際には報道陣に向かって手を振り、Vサインや投げキスを送った。

同容疑者には複数の嫌疑がかけられており、有罪となれば一件につき三―八年の禁固刑に処せられる。これに対し同容疑者側は著名弁護士を雇い、法廷で全面的に争う姿勢を見せている。罪状認否は来年一月九日、サンタバーバラの地裁で行われる。


| | コメント (4) | トラックバック (0)

2004.03.17

裁判官訴追委員会

衆議院は、なぜもっと宣伝しないのでしょう。
不思議です。

http://www.shugiin.go.jp/itdb_annai.nsf/html/statics/kokkai/kokkai_sotui.htm

| | コメント (4) | トラックバック (1)

その他のカテゴリー

1980~ 統一教会=統一協会-霊感商法事件 | 2004-4 ホームオブハートとToshi問題を考える | 2006-01 ライブドア事件 | 2006-03 PSE(電気用品安全法)事件 | 2006-07 パロマ事件 | 2006-07 摂理=MS(モーニングスター)=JMS | 2006-10 福島県知事選 | 2006-11 近未来通信事件 | 2007-02 リンナイ事件 | 2007-04 大牟田ミイラ化遺体事件 | 2007-10 L&G被害対策弁護団 | 2007-12 神世界=びびっととうきょう=えんとらんすアカサカ(-霊感商法事件) | 2008 消費者庁が必要! | お遊び | インターネット | インターネット-ファイル交換ソフト | インターネット-ブログ=BLOG | オウム真理教=アレフ=アーレフ | グルメ | ゲーム | サイエントロジー | テレビ | プロ野球-合併 1リーグ反対 | ラジオ | リンク総合法律事務所 | 世界に平和をワールドメイト→世界中に愛をワールドメイト | 人権 | 人災 | 個人情報保護法 | 児童虐待 | 司法 | 名誉毀損 | 宗教団体 千乃正法=パナウェーブ研究所 | 宗教被害 | 弁護士紀藤正樹のリンクへようこそ! | 悪徳商法 | 政治 | 日本平和神軍=JPNA | 映画 | 法の華三法行=天華の救済=よろこび家族の和 | 消費者問題 | 消費者被害 | 消費者被害-スキミング | 消費者被害-先物取引 | 消費者被害-振り込め詐欺 | 犬も歩けば法にあたる(法律の話) | 犯罪 | 犯罪被害者 | 皇室 | 著作権 | 詐欺 | 講演 | 音楽 | 顕正会