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2011.09.27

thunderまた宗教団体で修行の名を借りた死亡事件が発生 =「中山身語正宗」の熊本の施設 #cult #religion =22時加筆あり

戦前から続く真言系宗教法人の中山身語正宗の施設で、子どもの死亡事件が起きました。

中山身語正宗は、全国のお寺数が90以上、教会数も100以上ある全国的な宗教団体で、信者数も30万人を超えており(文化庁監修の宗教年鑑から。但しこれは自己申告です。)、大正時期に生じた新宗教の中では、比較的、安定した新宗教だと思われていました

被害者は、中学2年のともみさん(13)さん、しかも加害者の一人は父親とのことで、とても痛ましく、考えさせられる事件です。

ともみさんを椅子に座らせ、腕や足をベルトで縛り、「滝行」と称して、約5分間、顔を上に向けさせた状態で水を浴びせるなどの暴行を加え、死亡させた疑いとのことです。

熊本県警に逮捕された父親と僧侶の木下和昭の両容疑者は、調べに対し、「娘に悪霊がついている。除霊すれば治るので、『滝行』を行っていた。嫌がって暴れたので椅子に縛り付けた」と供述し、「暴行ではない」と容疑を否認していると報道されています。

これは単なる偶然の事故か、必然の事件なのか?

いずれにせよ、宗教団体の施設内で、修行と称して、殺人事件や傷害致死事件はよくおこることです。

宗教団体側は修行と言いますが、客観的には、リンチと同じです。

修行の行き過ぎた結果が、今回の事件であると思います。

オウム真理教内の施設(たとえば1998年の真島事件)でもおきましたし、最近でも大規模なものとして、1997年の紀元会事件(現在、ご遺族が紀元会などに東京地方裁判所において、賠償請求中で、僕が、ご遺族の代理人です。)などがあります。

中山身語正宗の自浄作用も期待しますが、そのためには、警察の捜査という外圧的手段だけでなく、自ら、真相を解明することも重要ですし、被害者への賠償と謝罪、そして社会に対しての説明も必要です。

なおこうした宗教団体内で、信者の肉親からさえも、児童虐待が起きる理由については、拙著Amazon.co.jp: カルト宗教―性的虐待と児童虐待はなぜ起きるのか:で明らかにしたところです。

ぜひご高覧ください。

[参考]
除霊すると13歳の娘に水浴びせ死なす (読売新聞) - Yahoo!ニュース.

読売新聞 9月27日(火)10時48分配信

除霊すると13歳の娘に水浴びせ死なす
拡大写真
「除霊」すると父親が13歳の娘に水を浴びせて死なせた熊本県長洲町の「中山身語正宗玉名教会」
 中学生の娘に「滝行」と称して水を浴びせ死亡させたとして、熊本県警は27日、父親の熊本市帯山3、会社員舞鴫(まいしぎ)淳(50)と、同県長洲町宮野の僧侶、木下和昭(56)の両容疑者を傷害致死容疑で逮捕した。

 2人は「除霊のため」として、3月頃から同様の行為を100回以上繰り返していたという。

 発表によると、2人は8月27日午後9時頃、同町宮野の宗教施設「中山身語正宗(なかやましんごしょうしゅう)玉名教会」で、舞鴫容疑者の次女で中学2年ともみさん(13)を椅子に座らせ、腕や足をベルトで縛り、「滝行」と称して、約5分間、顔を上に向けさせた状態で水を浴びせるなどの暴行を加え、死亡させた疑い。

 ともみさんが意識を失ったため、救急車を呼び、病院に搬送したが、翌28日午前3時40分頃に死亡した。死因は窒息死。

 2人は調べに対し、「娘に悪霊がついている。除霊すれば治るので、『滝行』を行っていた。嫌がって暴れたので椅子に縛り付けた」と供述し、「暴行ではない」と容疑を否認しているという。

 「滝行」は、敷地内の別棟にある3・5平方メートル程度の小さなコンクリート造りの「お滝場」で行われていた。地下水をくみ上げ、高さ2・5メートルから落とす装置を使っており、舞鴫容疑者がともみさんを押さえつけ、木下容疑者が呪文のようなものを唱えていたという。

[参考]
中山身語正宗の歴史=但し自称です。

2011.09.24

thunder安愚楽被害:安愚楽被害を生んだ「消費者庁」の責任 #agura 2011/09/25加筆あり

預託法(正式名称:特定商品等の預託等取引契約に関する法律)により、安愚楽牧場、すなわち和牛オーナー制度を所管する消費者庁。

法律一覧-消費者庁

具体的には、消費者庁の取引対策課が担当しています。⇒http://www.caa.go.jp/soshiki/pdf/meisho.pdf

2009年9月に発足した消費者庁は、預託法により、今回の事態が顕在化する以前から(つまり口蹄疫発生時においても)、報告徴求、立入検査、業務停止処分等の権限を有しています(なお農水省も、消費者庁の発足前の所轄官庁として、安愚楽牧場被害の責任は逃れなれないと思います。これは前提です。)。

⇒[参考]
特定商品等の預託等取引契約に関する法律(昭和61年法律第62号)

つまり今回の結果は、消費者庁の怠慢から発生したとも評価できる、ゆゆしき事態です。

さらに今回の結果の発生後も、消費者庁の動きが鈍いのは、消費者庁への消費者からの直接相談を、平成22年4月1日に廃止したことに大きな原因があると思います。⇒http://www.caa.go.jp/region/pdf/100310denwamadoguchi.pdf

消費者の生の声を聞かない行政、それが消費者の立場に立つ行政庁と言えるでしょうか。
現場感覚をなくしたことが、今回の事態に即応できない事態を産んでいると思います。

ただちに消費者庁への直接相談を復活させるべきです。これは国の責務とも言えます。⇒[参考]→消費者基本法

被害を受けた皆さん、被害者の声を、消費者庁に届けませんか。

個別の被害を受け付けないこと自体が、消費者行政の怠慢に関する問い合わせなんですから。
http://www.caa.go.jp/region/pdf/100310denwamadoguchi.pdf


[参考]
⇒安愚楽牧場、出資金で配当調達か 「自転車操業」と専門家 - 47NEWS(よんななニュース) http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011092301000658.html

 和牛オーナー制度が行き詰まり、4千億円超の負債を抱えて破綻した畜産会社安愚楽牧場(栃木県)が、遅くとも5年前には新たな出資金で既存の出資者向けの配当などを調達していた疑いが強いことが23日、財務諸表を検討した複数の専門家の指摘で分かった。

 専門家は「自転車操業状態に陥っていた」と指摘。破綻の最大の理由について、同社は昨年発生した口蹄疫や東京電力福島第1原発事故による経営悪化としていたが、ビジネスモデル自体がそれ以前に破綻していた可能性が出てきた。

 経緯を確認する同日までの取材に対し、安愚楽牧場の回答はなかった。

2011/09/24 02:02 【共同通信】

2011.09.22

thunderついに!事件の本質・核心に迫ってきました⇒「神世界」霊感商法詐欺事件 神奈川県警の元警視・吉田澄雄容疑者(55)に逮捕状 #cult #religion

なぜ被害者は騙されたのか?
なぜ被害者は教祖を信じさせられてしまったのか?
なぜ被害者は教祖の言いなりになってしまうのか?

こうした被害者が形成する組織の実態は?

神世界事件の本質・核心に迫る捜査が始まりました。

犯人隠避は、今回の宗教被害事件の組織的構造の実相・真実に迫る捜査と評価できます。

神奈川県警、山梨県警、そして横浜地検には、さらにいっそうの組織的詐欺事件の全容を解明に向けた捜査を期待したいと思います。


「神世界」霊感商法詐欺事件 元警視に逮捕状.

「神世界」グループの霊感商法詐欺事件に絡み、元警視に逮捕状です。

 犯人隠避の疑いで逮捕状が出ているのは、神奈川県警の元警視・吉田澄雄容疑者(55)です。吉田容疑者は、「神世界」グループのトップで「教祖」と呼ばれていた斉藤亨容疑者(53)の逃走を助けた疑いが持たれています。斉藤容疑者は今月12日、大阪市の短期滞在型マンションで、組織的詐欺の疑いで逮捕されています。警察は、吉田容疑者の居場所が分かり次第、逮捕する方針です。

[参考]
・神世界霊感商法:元警視に逮捕状 「教主」逃亡助けた疑い - 毎日jp(毎日新聞) http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110923k0000m040083000c.html

・毎日放送 Video 神世界事件、元警視に逮捕状  MBSニュース - MBS毎日放送の動画ニュースサイト - http://bit.ly/refkrS 

 神奈川県警の元警視が経営に関与していた「神世界」の霊感商法事件で、「教祖」と呼ばれるグループトップの男の逃走を手助けした疑いが強まったとして、警察は犯人隠避の疑いでこの元警視の逮捕状を取ったことがわかりました。

 逮捕状が出ているのは神奈川県警の元警視・吉田澄雄容疑者(55)です。

 捜査関係者によりますと、吉田容疑者は先月中旬、「教祖」と呼ばれるグループトップの斉藤亨容疑者の逃走を手助けした疑いが持たれています。斉藤容疑者は、およそ1か月間の逃亡生活の後、今月12日に大阪市のマンションで逮捕されましたが、その際、吉田容疑者も一緒にいたということです。しかし、吉田容疑者は警察官の制止を振り切ってその場から逃走し、現在も行方がわかっていません。

 吉田容疑者をめぐっては、霊感商法には直接関与していなかったとして、詐欺容疑での立件は見送られていました。(22日17:15)

但し「吉田容疑者をめぐっては、霊感商法には直接関与していなかったとして、詐欺容疑での立件は見送られていました」との報道ですが、「吉田容疑者も霊感商法に関与していた」と見るべき重要人物の一人です。

こらも今後の捜査を期待したいと思います。


2011.09.13

shine速報!霊感商法「神世界」事件 教祖の斉藤亨が逮捕!組織的詐欺容疑 #cult #religion

日付が変わる前に入ってきた速報です。大阪市内で逮捕されたようです。

「神世界」最高幹部を逮捕…組織的詐欺の疑い : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 有限会社「神世界」(山梨県甲斐市)グループによる霊感商法事件で、神奈川県警は12日、同グループで「教祖」と呼ばれる最高幹部の斉藤亨容疑者(53)を組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)の疑いで逮捕した。

 発表によると、斉藤容疑者は2004~06年、同社や系列会社の幹部らと共謀し、系列会社が運営するヒーリング(癒やし)サロンで、男女5人から祈願料などの名目で現金計1340万円をだまし取った疑い。調べに対し、斉藤容疑者は「まったく身に覚えがない」と容疑を否認しているという。

 県警は逮捕状を取って行方を追っていたが、12日、同グループの関係者が契約していた大阪市内の短期賃貸マンション敷地内で発見された。斉藤容疑者は当時、現金約1000万円と手帳が入ったスポーツバッグを持っていたという。

(2011年9月13日00時56分 読売新聞)

平成19年12月に、弁護団を立ち上げて、丸4年近く、ようやくここまで来ました。

教祖の逮捕は、あのオウム真理教(1995年)、法の華三法行(2000年)以来のことです。

この間紆余曲折があったが、努力を継続された、神奈川県警、山梨県警、そして横浜地検の捜査には、心から敬意を表したいと思います。

さらなる被害者救済のために、弁護団長として、神世界の組織の解明など、事件全容の解明を期待したいと思います。

[参考]
「神世界」事件 教祖の男逮捕 組織的詐欺容疑 - MSN産経ニュース

「神世界」事件 教祖の男逮捕 組織的詐欺容疑

2011.9.12 23:36

 有限会社「神世界」(山梨県甲斐市)グループによるヒーリングサロンを利用した霊感商法事件で、神奈川県警は12日、組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)の疑いで、「教祖」と呼ばれるグループトップの斉藤亨容疑者(53)を逮捕した。

 県警によると、ピラミッド型組織の神世界グループでは、本社とサロン運営会社幹部らが定期的に営業方針などを協議。傘下サロンから売上金の一部が神世界に上納されるシステムになっていた。最終的にはトップの斉藤容疑者に上納金が集約されていたとみて、金の流れについて捜査する。

 県警の調べでは、斉藤容疑者は平成16~18年、東京都内の傘下サロンで、病気などに悩む客5人に「子ギツネの霊が右脳に取り付いている」などと虚偽の説明をし、祈願料名目で計1340万円をだまし取った疑いが持たれている。

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