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2010.05.11

「悪質商法」ではなく、「悪徳商法」とすべき!

毎年5月は、消費者月間ですが、

行政は、従来、「悪質商法」という言葉を、使うことが多いです。

新たな「消費者基本計画」(平成22年3月30日閣議決定) を見ても、「悪質商法」という言葉が連発されています。

しかし、悪質商法には、「悪質」という語感からも明らかなとおり、上から目線の評価的要素が見え隠れする用語の使用例です。

これに対し、市民は、従来、「悪徳商法」という言葉を、使っているし、メディアでも、同様です。

「悪徳商法」は、市民が、通常の市民感覚から醸成してきた言葉です。

そして悪徳商法という言葉は、まさにモラル違反の商法、すなわち現時点で、違法と判断できなくても、道徳に反する商法、素朴な市民感覚からは問題と思える商法を含む用語の使用例です。

実際、「悪徳商法」と呼ばれた問題商法が、その時代には、単なる道徳違反でっても、後に、法により規制されたり、違法とされたり、犯罪化かされたりと言った例も多い。

販売目的隠匿の訪問販売、内職商法、マルチ商法などは、その典型的です。

その意味で、市民が、「悪徳商法」と使用するのは、素朴な市民感覚に合致する、能動的・創造的・動態的な使用例です。

したがって僕は、「悪質商法」という言葉をやめ、「悪徳商法」という言葉を、行政も使用すべきだと考えています。

市民から選ばれた政治家も、既に「悪徳商法」という言葉を使用するのが通常であるから、なぜ行政が、頑なに「悪質商法」という言葉を使用し続けるのか、理解ができません。

[参考]=いずれも「悪徳商法」という言葉を使用しています。
(消費者庁設置に関して)
□ 福田康夫首相(当時)の公約
 □第168回国会における所信表明演説(平成19年10月1日)
「国民生活に大きな不安をもたらした耐震偽装問題の発生を受け、安全・安心な住生活への転換を図る法改正が行われました。成熟した先進国となった我が国においては、生産第一という思考から、国民の安全・安心が重視されなければならないという時代になったと認識すべきです。政治や行政のあり方のすべてを見直し、国民の皆様が日々、安全で安心して暮らせるよう、真に消費者や生活者の視点に立った行政に発想を転換し、悪徳商法の根絶に向けた制度の整備など、消費者保護のための行政機能の強化に取り組みます。
 毎日の食卓の安全・安心は、暮らしの基本です。消費者の立場に立った行政により、食品の安全・安心を守るため、正しい食品表示を徹底するとともに、輸入食品の監視体制を強化します。」

□ 同首相(当時) 年頭の言葉(平成20年1月4日)
「政治も行政も、これまでの発想ややり方を大きく転換し、生活者、そして消費者の立場に立ったものへと変わっていかなければなりません。私は、本年を生活者・消費者が主役へと転換するスタートの年にしたいと思っております。」

□ 野田聖子国務大臣(消費者行政推進担当、当時)の演説
□第171回国会 消費者問題に関する特別委員会(平成21年3月17日)において
○野田国務大臣 消費者行政を担当する大臣として一言申し上げるとともに、消費者庁関連三法案について、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。
 このところ、事故米穀の不正規流通問題を初めとして、さまざまな製品事故、食品の表示偽装、高齢者をねらった悪徳商法の横行など、消費者の安全、安心を脅かす問題が次々と発生しています。
 消費者として安心して暮らせる社会を実現し、消費者がトラブルに遭っても泣き寝入りをしなくて済むようにすることが必要です。このためには、国において、各省庁の縦割りの弊害を是正するとともに、地域において、消費者の苦情や相談に対応してもらえる身近な窓口を思い切って充実していくことが重要です。
 こうした考えから、昨年九月、消費者行政の一元化を実現するため、消費者庁関連三法案を臨時国会に提出するとともに、内閣府において消費者庁の司令塔機能の先行実施を行う等、消費者の安全、安心を確保するための努力を続けてまいりました。
 また、先般成立した補正予算により、地方における消費生活相談体制の強化のため、都道府県に基金を造成し、消費生活センターの設置や、相談員の養成、レベルアップ等の地方公共団体の取り組みを支援するとともに、国みずからも、国民生活センターを活用した地方支援策を実施することとしています。
 消費者をめぐるさまざまな問題を早期に解決するため、集中的に審議する委員会を設置していただいたことは、極めて意義深いことだと考えます。消費者庁創設を中心とした新しい消費者行政を早期に実現するため、船田委員長を初め理事、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。

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2008~ 消費者庁」カテゴリの記事

コメント

Yeeeeeee-s!

[悪徳商法]の方が
市民を意図的計画的に巻き込み付け込む
手の込んだ詐欺手法と言う意味合いで
的確と思います。

[悪質商法]はもっと単純な騙しの手口、
例えば実体のある業者が利益を追求した結果
そうなった、などを
イメージしてしまいますが。

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