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2010.01.13

また新たな悲劇がおこりました。-治療受けさせず乳児死亡 宗教信者の両親が殺人容疑で逮捕

治療受けさせず乳児死亡 宗教信者の両親に殺人容疑 -2010/01/13 21:04 【共同通信】- 47NEWS(よんななニュース)

僕が、 カルト宗教 性的虐待と児童虐待はなぜ起きるのかで心配していた事件が、再び、日本でもおきてしまいました。

カルト宗教 性的虐待と児童虐待はなぜ起きるのか

加江田塾事件は保護責任者遺棄事件として立件されましたが、今回の事件はついに殺人罪で取り上げられることになりました。

実は、上記著書は、主に海外の問題を取り上げましたが、日本国内でも同様の問題がおきており、日本国内の問題として、2冊目を出そうとしていたこともあり、自分の力不足を感じてしまいます。

日頃の事件処理に追われてしまい、もっと早くに世にこの種の問題を提言できなかったのか、とても悔まれます。

ちなみに、成人に対するケースの参考事案としては、ライフスペース事件=(SPGF=シャクティパットグル・ファウンデーション= Shakty PAT GURU FOUNDATION事件)があり、既に殺人罪での有罪判決が出されてます。

こうした宗教的背景を持つ事件として、ホームオブハート事件も、児童に対する教育ネグレクト問題として、同一の水平線上にある事件です。

児童虐待においては、直接的な暴力や性暴力に対しては、次第に警察や行政が動くようになってきているのですが、ネグレクト問題は、不作為であるがゆえに、これまで警察や行政が放置してきた問題です。

そのため今後の救済が、児童虐待において、焦眉の課題となっており、2009年11月27日の日本子ども虐待防止学会第15回学術集会 埼玉大会においても、次のような宣言が出されています(下線は筆者)。

今回の捜査は、その意味でも画期的です。

事件は、世界救世教の分派と評価できる、新健康協会の信者がひきおこしました(ちなみに、霊感商法問題を引き起こしている神世界も世界救世教の分派の一つと評価できます。)。

新健康協会の活動や教義などが、どのように、両親に影響を与えたのか?

今後の同種事件防止のために、警察の捜査が、真相を解明し、厳正になされることを期待しています。


日本子ども虐待防止学会第15回学術集会 埼玉大会宣言

 子どもの権利条約が国連総会で1989年に採択されてから20年、日本が1994年にこれを批准してから15年が経過した。そして、本年は、2000 年に児童虐待防止法が制定されてから10周年にあたる。  この10年間、わが国においては、法制度や施策の拡充などにより、子どもを虐待から守るための体制整備が図られてきた。しかしながら、全国の児童相談所における子ども虐待相談対応件数は42,664(2008 年度)に及び、また、重大な虐待事件も後を絶たない。子ども虐待による死亡事例検証の第5次報告によれば、2007年には113人もの尊い子どもの生命が虐待により奪われている。こうした現状からすれば、子ども虐待防止のためのさらなる体制の整備が必要であることはいうまでもない。  特に、子どもの権利を守るために早急に取り組むべき課題のひとつは親権をめぐる問題である。親権者が子どもへの医療行為を拒否する医療ネグレクトは、時に子どもの生命を危機にさらし、深刻な問題となっている。子どもに適切な教育を受けさせない教育ネグレクトも問題とされている。しかし、わが国には、親権の一部(身上監護権)を一時的に制限する制度はなく、このような場合に迅速かつ適切に対応することは困難な状況にある。また、児童福祉施設や里親、一時保護などいわゆる社会的養護の場合においては、社会的養護のもとで生活する子どもたちに対する親権と、児童相談所ないし施設長や里親との監護に関する権限の関係が明らかでなく、そのため子どもの生活上さまざまな問題が生じてきている。  もちろん、社会的養護については、量的な整備のほか、人材育成などを含め、子どもの権利擁護を中心にすえた社会的養護全体の質の向上、体制整備を促進していくことが必要不可欠であることは論をまたない。  日本子ども虐待防止学会は、これらの子ども虐待防止対策の現状と課題を踏まえ、国に対し、

1. 親権者による医療ネグレクトや子どもの教育権侵害等に適切に対応するため、司法手続きにより、親権の一部(身上監護権)を一時的に制限する制度を設けること。
2. 児童福祉施設や里親、一時保護など社会的養護のもとで生活する子どもの養育に関し、児童福祉施設長や里親、児童相談所長の権限と親権との優先関係やその調整について法律上明記すること。

を強く要望するとともに、親権制度の改正および社会的養護の拡充のための方策を推進していくことを宣言する。

       2009年11月27日

日本子ども虐待防止学会           
 第15回学術集会 埼玉大会長 海老原 夕美
日本子ども虐待防止学会長    小林 美智子

 
[参考記事]-治療受けさせず乳児死亡 宗教信者の両親に殺人容疑 - 47NEWS(よんななニュース)


治療受けさせず乳児死亡 宗教信者の両親に殺人容疑

 低体重で、アトピー性皮膚炎を患う生後7カ月の長男に治療を受けさせず、感染症で死なせたとして福岡県警は13日、殺人容疑で父高月秀雄容疑者(32)と、母邦子容疑者(30)=いずれも福岡市東区唐原=を逮捕した。県警によると、2人は福岡市に本部がある宗教法人職員で、信者。手をかざす「浄霊」と呼ばれる行為で長男を治そうとしていたという。

 親が合理的な理由なく、子どもに治療を受けさせない問題は「医療ネグレクト」と呼ばれ、児童虐待に当たる。県警によると、両容疑者は「自然治癒能力を信じており、手かざしで治ると思っていた」と供述している。

 逮捕容疑は、昨年2月に生まれた長男嘉彦ちゃんの体重が減り、アトピー性皮膚炎の悪化で感染症にかかりやすい状態だったのに医療機関を受診させず、同10月9日、細菌感染による敗血症で死なせた疑い。死亡当日は、嘉彦ちゃんが息をしていないのに秀雄容疑者が気付き119番。病院から「医療ネグレクトの疑いがある」と通報があり、県警が捜査していた。
2010/01/13 21:04 【共同通信】

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この両親は今回の件で
入信している宗教から離れるのか
気になるところです。

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