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2008.11.09

個室ビデオ店放火事件と宗教団体サント・ダイミ教(=Santo Daime)との関係

2008年10月1日未明におきた、16人が死亡した大阪・難波の個室ビデオ店放火事件にからんで、小川和弘容疑者(46)と、世界中で議論が巻き起こっているサント・ダイミ教(=Santo Daime)との関係が報じられています。

議論の最大の理由は、ダイミ茶の使用です。

ダイミ茶は、南米の植物アヤワスカを煎じたものですが、本来は、当然に違法ドラッグというべきものです。

イタリアでは、2005年3月に薬事法違反で摘発例があります。
フランスでは、アヤワスカ自体が禁止薬物に指定されています。

問題は、薬物について、宗教的利用が許されるか否かですが、
少なくとも、薬理作用で見る幻覚を利用して、安直に、宗教心を高めさせる(要するにマインドコントロールする)ということは、オウムでも見られたところであり、きわめて問題です。

本人に、薬理作用と知らせず、薬物を処方することはなおさら危険であり、人の精神に障害を与える以上、傷害罪にもあたる犯罪というべきです。

私は、薬物の宗教的な利用すべてをだめだと思いませんが、被使用者に、薬理作用の効果について適切な情報を与えず、薬物を処方して神を体験させるというのは、信教の自由の侵害、特に内心の自由を侵害する人権侵害であると考えます。

サント・ダイミ教については、Amazonの

「人類の発祥、神々の叡智、文明の創造、すべての起源は「異次元(スーパーナチュラル)」にあった (単行本)
グラハム ハンコック (著), エハン デラヴィ (著), Graham Hancock (原著), Echan Deravy (原著)」

のカスタマーレビューに、ハンドル名「しんちゃん」がコメントを寄せていますが、まさに薬物利用の実際の現場はこのとおりであり、薬理作用の幻覚作用と超常現象の区別すらつかないコメントが寄せられています。

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http://www.amazon.co.jp/gp/cdp/member-reviews/AJT2AXTJADJDH?ie=UTF8&sort_by=MostRecentReview


[参考]
産経新聞記事2008年10月15日記事
サント・ダイミ教のホームページ-但し英文、なんと原文はポルトガル語-読めないので、誰か教えて!
サント・ダイミ教の紹介(Wikipedia)-但し英文でサント・ダミエ教側に偏った情報
■サント・ダイミ教の聖地Ceu do mapia(セウ・ド・マピア)で、YouTubeに、たくさんの紹介映像があります。
■日本語として、YouTubeに、映像ディレクター/プロデューサーのnabe0205さんが、今年9月3日、サント・ダイミ教の聖地Ceu do mapia(セウ・ド・マピア)への訪問ビデオをUPされています。

 ボッカ・ド・アクレからジャングルの中にあるサント・ダイミ教団 の本拠地セウ・ド・マピアを目指す。ボートで途中の集落まで7時間。そこから2年前にできたという悪路40キロほど車に乗り換え4時間。この道はマピアからこの集落までしか通っていない。雨期ならマピアに直接ボートで行くこともあるが、乾期なので水位が低く、車の方が早い。サント・ダイミはジャングルの植物を煮出したアヤワスカという飲料を儀礼で使用する。アヤワスカはアマゾンのシャーマンが古くから使っていたもので、幻覚剤として知られている。これがものすごく不味い。しかも飲むと嘔吐感に襲われ、実際に吐く。なぜこんなものを飲料として発見できたのか不思議だ。カトリック系とされている教団のルーツは今世紀初め、創始者のRaimundo Irineu Serraというゴム採取労働者が地元インディヘナが使っていたアヤワスカを飲み、ジャングルの女神と出会うビジョンを見た事に始まるという。アクレにサント・ダイミのセバスチャン派が入植したのは25年前。今では支部が欧州など世界各地にある。9月3日から17日までここに滞在し4回のセッションを体験した。サント・ダイミについては以下を参照。 http://en.wikipedia.org/wiki/Santo_Daime 人々はジャングルのことをフローレスタ、花園と呼ぶ。マピアも花があふれた場所だった。


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【個室ビデオ店放火】幻覚作用のあるダイミ茶を飲む 小川容疑者が事件半日前

10月15日2時19分配信 産経新聞

【個室ビデオ店放火】幻覚作用のあるダイミ茶を飲む 小川容疑者が事件半日前

拡大写真

(写真:産経新聞)
 大阪市浪速区の個室ビデオ店「試写室キャッツなんば店」の放火事件で、殺人容疑などで逮捕された無職、小川和弘容疑者(46)が事件の半日前、奈良県内の宗教施設で南米原産の植物を煮出し、幻覚作用をもたらすお茶を飲んでいたことが14日、わかった。同行した男性は「頭がぼーっとして幻覚をみた」と証言。小川容疑者も服用直後に涙を流したり、叫んだりしたが、施設を離れるときには元の落ち着いた状態に戻っていたという。

【写真で見る】 歯車狂った…小川容疑者の人生

 小川容疑者が飲んだのは、ブラジル発祥の宗教「サント・ダイミ教」の儀式に用いられる「ダイミ茶」で、幻覚作用の持続時間は約2~6時間とされる。

 小川容疑者の場合、服用から犯行までに10時間以上経過し、幻覚作用は消えていたとみられるが、浪速署捜査本部は、小川容疑者の心理状況に何らかの影響を及ぼしていなかったか慎重に調べる方針。

 関係者によると、小川容疑者は9月29日夜、大阪・心斎橋の路上で出会った露天商の男性(43)に「ハーブを飲みに行こう」と誘われ、30日午後1時ごろ、露天商の知人のミュージシャン(32)と3人で奈良県内の宗教関係者(55)宅を訪問した。

 同宅では、宗教のワークショップが開かれ、祈りの後、午後2時と4時の2回、30ccずつダイミ茶を飲んだ。ミュージシャンは「すぐに頭がぼーっとした」「考えていることが別人の声で聞こえた」と幻覚作用があったことを認めた。

 一方、小川容疑者は1回目の服用後は変わった様子を見せなかったが、2回目の後、テーブルの脚にもたれながら涙を流し始めた。さらに願い事を書く紙を渡され、「そんな資格などない」と泣き叫ぶような声を上げたという。

 3人は午後11時ごろに同宅を出たが、ミュージシャンは「そのころには頭ははっきりしていた」と証言。小川容疑者は「こんなに幸せな気分になれたのは初めてです」と宗教関係者に礼を言っていたという。

 3人は近くの駅で別れ、小川容疑者と露天商は電車で難波に向かった。2人はラーメン店で食事後、翌午前1時半ごろにキャッツに入店。小川容疑者が放火したのは同2時55分ごろで、ダイミ茶の服用から約11時間経っていた。

 宗教関係者は産経新聞の取材に「幸せな気分になった後、大阪のどろどろしたところへ行って精神的にがくっときたのではないか。小川容疑者が帰るときにはちゃんと効果は冷めていた」と話している。

     ◇

 小川容疑者が飲用したダイミ茶は、南米のアマゾン川流域に自生するつる状植物アヤワ「スカ」が主原料。煮出して飲むと強い幻覚作用があり、現地では宗教儀式や民間療法に用いられている。

 厚労省によると、アヤワスカからは麻薬取締法で規制されている向精神性成分「ジメチルトリプタミン」(DMT)と、薬事法で規制されている「5メドキシDMT」が検出された例があるという。

 このため、アヤワスカの抽出物を所持すると処罰対象になる可能性もある。ただ、同省は「情報が少なく国内にどれだけ入ってきているのか実態がわからない」としており、事実上野放しの状態になっている。

 一方、小川容疑者らに提供した宗教関係者は「ダイミ茶はブラジルの教団本部から送られてくる。合法か非合法かはよくわからないが、これまでずっと使ってきたし、事件後に警察に提出したが何も言われていない」としている。


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http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/185339/より

大阪市浪速区の個室ビデオ店「試写室キャッツなんば店」で15人が死亡した放火事件で、殺人などの疑いで逮捕された無職、小川和弘容疑者(46)が事件直前、一緒に入店した露天商の男性(42)と奈良県内の宗教施設に出かけていたことが8日、わかった。2人は深夜に電車で難波に戻り、ビデオ店に入店していたという。

 小川容疑者は衝動的に火を付けた可能性が高まっているが、事件2日前、露天商に「生きる気力が持てた」と話しており、浪速署捜査本部は関係者からの事情聴取を進め、直前に「引き金」になるような出来事がなかったか調べる。

 調べでは、小川容疑者は9月28日夜から29日未明まで、大阪・心斎橋で出会った露天商と、その場に居合わせた無職男性(53)の3人でギョーザ屋で食事するなどして過ごした。29日夜も露天商の占いの仕事を手伝ったという。

 このとき、露天商が小川容疑者に「ハーブに行こうか」と誘い、小川容疑者も承諾。ハーブとは、ハーブティーを飲ませる宗教施設のことで、2人は近くで宿泊した後、30日朝以降、奈良県内の施設に向かった。

 宗教関係者の男性も同行。昼間は施設などで過ごし、深夜に電車で難波に戻ってラーメン店で食事。その後、小川容疑者と露天商の2人が個室ビデオ店に入ったという。

 捜査本部は、30日の小川容疑者の具体的な行動について、宗教関係者の男性から事情を聴くなどして捜査、動機の解明を急いでいる。

オウム真理教の例
警察白書平成8年版から

(3) 薬物乱用
ア 製造の目的
 教団は、武装化の一環として、生物兵器や化学兵器の研究を行っていたが、その際、幻覚剤であるLSDが化学兵器としても使用できることを知り、教団内でLSDの製造を開始した。また、LSDを用いて信者に幻覚症状を体験させ、これを教祖の霊的なエネルギーや経験を授ける儀式であると宣伝することにより、信者の獲得や結束に役立てようとし、信者に秘してLSDを服用させる宗教的儀式を発案し、「キリストのイニシエーション」と称して実行していた。さらに、LSD以外の幻覚作用を有する薬物についても宗教的儀式に使用することを企て、覚せい剤、メスカリン等の薬物を製造した。
イ 製造の状況
 教団は、平成5年暮れから6年にかけ、偽名を用いて、都内の薬品会社からLSDの主原料である酒石酸エルゴタミンを購入したが、国内での大量入手が困難であったため、ロシアから入手することを企て、数キログラムを購入した。その他の薬物原材料は、教団が信者に設立させたダミー会社を通じるなどの方法により購入していた。
 その後、教団は、6年5月ころから、教団施設内において、LSDの製造を開始し、覚せい剤については、覚せい剤原料として規制されているエフェドリンを原料とする方法とは異なる特殊な製造方法を検討した上、6年6月上旬ころから製造に着手した。その他、幻覚作用を有するメスカリン、PCP(フェンシクリジン)や麻酔剤のチオペンタールナトリウムも製造したが、その後の捜索においては、LSD合計約115グラム、覚せい剤合計約227グラム、メスカリン合計約3キログラム、PCP合計約7.86グラム、チオペンタールナトリウム合計約1.7キログラムがそれぞれ教団施設内で押収された。
ウ 使用状況
 教団は、6年6月上旬ころから、LSDを用いた宗教的儀式を開始したが、その後、これに加えて覚せい剤も使用するようになった。また、信者にチオペンタールナトリウム等を用いて、スパイか否かを確かめるなどのため、半覚せい状態にして質問に答えさせるといった「ナルコ」と呼ばれる儀式を行うとともに、意識障害に陥らせて監禁するなどしていた。7年2月に発生した、公証役場事務長逮捕・監禁致死事件においては、被害者に対し、自白させることを目的としてチオペンタールナトリウムを使用していた。

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