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2007.12.25

カルトにだまされないための必須知識2 「二重盲検法」=「二重盲検試験」=「ダブルブラインドテスト」

 今回の事件でもそうですが、「病気治し」をうたう宗教の場合(摘発された法の華もそうでしたが・・・)、「妻は実際体調が良くなった、アトピーや花粉症が治ってきたこと等をあげ、私の説得に応じようとはしてくれません。」というような相談も、とても多いです。

 この種の事件では、本人の中では、病気が治ったのはヒーリングのおかげということを、経験的に納得している関係で、なかなか問題の構造を理解してくれようとしません。

 これは被害者の科学的な知識不足が反映しています。

はてなから、

二重盲検試験。医薬品などの効果を検証する場合、被験者の思い込みによる影響(偽薬効果=プラシーボ効果)を分離するため、真薬と偽薬を投与する被験者グループを用意し、それぞれの被験者には真薬が偽薬かを知らせずに試験を実施し、効果を検証する。これがブラインドテストである。

 試験の直接の実施者が真偽を知っている場合、試験者の挙動が被験者に影響を与える可能性や、試験結果の判定に予断を与える可能性もある。これらの影響を避けるために、試験の直接の実施者にも真薬偽薬の区別を知らせずに試験を行う方法がダブルブラインドテストである。

 つまり病は気からと言う言葉があるとおり、病気の治癒や延命には、自らの精神力も関係します。
 実は、ヒーリングや手かざし、気功による効果を検証しようとすると、外圧(つまり神世界で言えば、ヒーラー)から生ずる暗示(主観的評価)の部分を除去する必要があります。

 ですからヒーリングや手かざし、気功の効果を判定するには、

一つの群に、能力のあると称している人から施術を施される群、もう一つの群には、能力のないことを自分で理解している人(つまり普通の人)から施術を施される群の、二つの群を用意し、前者が後者と比較し、有意ある差があることを証明して、初めて、前者に効果があると言えることが証明できることになります。

 しかし今のところ、このブラインドテストで証明された「超能力」はありません。あれば超能力が科学的に証明されたことになり、ノーベル賞級の話となります。

 このブラインドテストによる判定の検証を受けていない点は、法の華の教祖福永法源の天行力の詐欺性を証明する際にも、紹錦の気功の詐欺性を立証する際にも、弁護団で(いずれの事件も僕は弁護団の一員です)、裁判所に意見として主張し、結果的に損害賠償が認められています(福永の場合は詐欺で有罪)。

 この種の問題について、テレビが非常に悪質なのは、ブラインドテストの実施をせずに、「病気が治った」「手が暖かくなった」「温度が変わった」「立ち上がった」などと、あたかも効果があるかのように、事象を劇的に放映することです。

 実際には、ブラインドテストをすれば、能力のない人でも、暗示効果により、「病気が治った」「手が暖かくなった」「温度が変わった」「立ち上がった」という効果は出るのです。

 ですから有意ある差は出ないということです。

 それを前者だけ放映するのが今のテレビですから、いわば詐欺に加担しているとも言えるのであり、しかも市民の多くは、薬などの科学的検証方法である「二重盲検法」=「二重盲検試験」=「ダブルブラインドテスト」という知識を、報道機関であるテレビからも教えられないのですから、市民の無知に乗じて、今回の事件のような事態が繰り返しおき、また自分がだまされていることに、いつまでもきづかない被害者が続出してしまうのです。

 テレビは、バラエティで、この種のことを取り上げるときは、必ず、ダブルブラインドテストの検証もすべきです。でなければ、あたかも能力のあるかのように、放映すべきではありません。
 テレビ局の中核は、事実を報じる報道機関であるという矜持を、もっと持ってもらいたいと思います。

■参考
このBLOG-カテゴリー「宗教被害」
2007.01.05 「娯楽番組の抗弁」は許されない。

2007.12.24

カルトにだまされないための必須知識1 マインドコントロール

まず僕の原稿をお読みいただくと幸いです。

マインドコントロールという霊感商法

つまり人は誰しも、外圧次第で、自分で判断したと錯覚しながら、お金や労働力の提供をさせられるようになることが可能です。

今年、画期的な判決も出ました。ホームオブハート判決がそれです。







2007年2月26日午後1時10分。

ついにホームオブハートとトシオフィスを敗訴させる判決が出されました


勝訴御礼



判決文全文

(当事者の一部は、仮名になっています)



「自己啓発セミナーの主催者によるマインドコントロールが違法であるとしてセミナー生からの

損害賠償請求及び慰謝料請求が認容された事例」として、

判例時報に掲載され、判決内容が公表されましたので、当サイトでも全文をUPします。


 この判決を熟読いただけると、マインドコントロールの恐怖を、十分理解していただけると思います。ホームオブハートも、ヒーリング、セミナー、スピリッチャルを利用した霊感商法の一つと言えます。
 
 またこの判決が出されるまでの、日本の判例の流れについては、今、最新のものとしては、これも手前みそですが、僕が今年出した本、「カルト宗教性的虐待と児童虐待はなぜ起きるのか (単行本) 紀藤 正樹 (著), 山口 貴士 (著)」があり、

カルト宗教 性的虐待と児童虐待はなぜ起きるのか

この本の最初の80頁までは、カルト現象の問題や、信者は、なぜマインドコントロールされていくのか、日本の過去の判例の蓄積などを踏まえて、わかりやすく書いたもので、ホームオブハート事件から構想3年、努力の成果ですので、ぜひお読みいただければ幸いです。

→ちなみに紀藤の他の著書はこちらです。

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それからマインドコントロール問題の教科書としては、スティーブンハッサンの最新著「マインド・コントロールからの救出―
愛する人を取り戻すために (単行本) S.ハッサン (著), 中村 周而 (翻訳), 山本 ゆかり (翻訳)
」があり、

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これは1993年4月の山崎浩子さんの脱会騒動の際に、ベストセラーになった「マインド・コントロールの恐怖 (ノンフィクションブックス) (単行本)スティーヴン ハッサン (著), Steven Hassan (原著), 浅見 定雄 (翻訳) 」(絶版)の最新版で、待望の著です。

カルト宗教性的虐待と児童虐待はなぜ起きるのか (単行本) 紀藤 正樹 (著), 山口 貴士 (著)」でもご協力をいただいたのですが、ホームオブハート被害者の山本ゆかりさんの努力の成果です。こちらもぜひお読みいただくと幸いです。

 

2007.12.23

神世界の遠隔ヒーリングについて:加筆20071224

 遠隔ヒーリングというのが、報道されていますが、参考判例として、

 「自称宇宙パワーを有する中国人女性邵錦が、日本テレビの番組や出版物を通じ、宇宙パワーにより難病を治療すると称し、番組や出版物を見て来訪した難病患者らに対し、高額の対価を要求した行為を、難病患者らに対する詐欺行為に当たるとして、不法行為による損害賠償が認められた事例」

東京地裁平成9年5月27日判決「邵錦宇宙パワー商法事件」(判例時報1636号78頁/判例タイムズ942号267頁)があります。

  「遠隔」は、「1対1ないしその場にいる人」というヒーリング対象者の範囲を無限大に広げる手法で、これに対価が付されると、結果的に得れる金銭も無限大になります。そもそも本当に対象者を助けるつもりであれば、高額な対価は必要ないと思います。
 つまり金集めの手段としか言えないもので、詐欺を立証する有力な事情と言えるものです。
 
 ヒーリングと気功師の違いはありますが、邵錦は、「遠隔治療」と称して、高額な費用をとっていました。当時警視庁捜査2課が、詐欺の告訴状を受理してくれたのですが、邵錦が、中国に帰国逃亡したため、残念ながら、立件されませんでした(ただし「詐欺」の時効は、国外逃亡のために、進行していないと思いますので、今でも立件しようと思えば、立件できると思いますが・・・。)。

 このとき、警視庁が、立件してくれていれば、今回の事件の背景にある民法テレビ局による作られた「スピリッチャルブーム」は、なかったかもしれないことを考えるととても残念です。


遠隔ヒーリング称し、来店なくても請求 「神世界」事件 朝日新聞 2007年12月23日17時38分

 

神奈川県警の前警備課長吉田澄雄警視(51)が関与した疑いのある有限会社「神世界(しんせかい)」の霊感商法事件で、吉田警視は、詐欺容疑での家宅捜索のきっかけとなった被害男性(44)に、「癒やし」サロンに来店しなくても「癒やされた」ことになる「遠隔ヒーリング」名目でも金銭を請求していたことが22日、関係者の話で分かった。吉田警視は、この男性に名刺を渡しており、県警は、警察の人間がかかわっていることを知らせて信用させた疑いがあるとみて、警視がどのように関与していたかを調べている。

 関係者によると、役員をつとめる会社の業績不振で悩んでいた男性は04年3月ごろ知人に紹介され、その後、東京都港区にある「びびっととうきょう・青山サロン」など数カ所のサロンに通うようになった。知人からは「警察の偉い人もいるので安心」と誘いを受けたという。

 県警の調べでは、このサロンは神世界の関連会社の役員女性(44)が経営している。男性は04年4月、青山サロンを訪れ、この役員女性らから運勢判断などを受けた。その際、「業績アップには特別祈願が必要。最低200万円、最高で7000万円かかる」とうそを言われ、490万円をだまし取られたという。

 関係者によると、その1カ月ほど後、男性は神世界系の祭典に参加した際、吉田警視と知り合い、神奈川県警の階級などが入った名刺を手渡されたらしい。

 サロンでは、遠く離れていても効果があると称した「遠隔ヒーリング」を行っていた。サロン側から利用者に「今、遠隔ヒーリングをしたので、お金を振り込んで」と、携帯電話などにメールが来る。男性は週に2、3回受けたことになっていて、吉田警視からも「遠隔ヒーリングしました」とのメールが届いていたという。

 男性は今年3月ごろ活動に疑問を感じて通うのをやめたが、それまでにかけた費用は総額1600万円にのぼるという。

 また、吉田警視は、役員女性の依頼を受け、会社の経理を担当するとともに、運転手を務めたり、今年何度か東京都世田谷区で開いた顧客向けの講習会には一緒に出席したりしていたという。


 なおちょうど、今月、注目に値する新進気鋭の宗教社会学者の小池靖氏が、テレビ霊能師を批判的に検証する新書を出しました。
 今回の神世界の事件が起こる前に、紀藤と小池氏の間で対談を持ったことがあったのですが、その際の紀藤の発言も引用されています(読んでいただき、探していただくとうれしいです。)。

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* 新書: 184ページ
* 出版社: ソフトバンククリエイティブ (2007/12/15)
* ISBN-10: 4797344598
* ISBN-13: 978-4797344592
* 発売日: 2007/12/15
* 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.6 cm


内容紹介
あなたは「オーラ」を信じますか?
スピリチュアル・ブームを背景に「テレビ霊能者」がカリスマ化している。本書では、彼らの矛盾に満ちた言動、また彼らを賛美するテレビとの蜜月のカラクリ、そして、テレビ霊能者を持ち上げる社会心理、およびそこに潜む危険性を指摘する。

レビュー
出版社からのコメント
スピリチュアル・ブームを背景に「テレビ霊能者」がカリスマ化している。霊能者を信じる信じないは個人の自由だが、少し冷静に見ていくと、彼ら「テレビ霊能者」の言動は矛盾に満ち、その信憑性にはかなりの問題があることがわかる。さらに問題なのは、それら霊能者をテレビを中心としたメディアが無批判に賛美・肯定していることであろう。本書では、カリスマ化する「テレビ霊能者」をテーマに、彼らの矛盾に満ちた言動、また彼らを賛美するテレビとの蜜月のカラクリ、そして、テレビ霊能者を持ち上げる社会に潜む危険性を、小池靖氏が指摘する。

2007.12.22

お知らせ:神世界被害対策弁護団の結成と元祖「霊感商法」裁判について

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 「単なるつぼや印鑑・置き物などに、あたかも超自然的な霊力があるように、言葉たくみに思わせて、不当に高い値段で売り込む商法です。」-警視庁

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 霊感商法というと、そもそも統一協会が、全国的組織的におこなっている霊感商法が始まりで、いまだ相談だけで、年40億の相談があります。

 実際、全国の霊感商法被害のうち、優に90パーセント以上の被害が、この統一協会関連の被害で、今回の神世界の被害は、相談ベースのパーセンテージで言えば、ごくわずかにすぎません。

 そして、ちょうど、この2007年12月25日に、この統一協会の霊感商法被害についての尋問期日が、東京地裁で開かれます。紀藤も尋問します(実は、この予定で、とても忙しいところに、今回の神世界事件が勃発しました。)。

 ぜひこの機会に、元祖霊感商法の手口を見てください。
 占いを入り口に、霊感商法を行う統一協会の手口をまねて、ヒーリングを入り口に霊感商法を行っているのが、まさに神世界だと思います。

 つまり両者の手口はほぼ同様なもので、しかも統一協会の摘発がないから、警察をなめて、あいも変わらず、神世界も含む、別の団体の霊感商法もあいつぐわけで、早急に、元祖の摘発も必要な時期に来ています。
 
 傍聴は自由です。




場所 東京地方裁判所 615号法廷
時間 午前10時30分から午後4時30分まで
係属部 地裁民事第25部


午前中から霊能師役の信者→被害者(原告の女性)→被害者を伝道した加害者(被告)の順に行われます。
尋問の順番から見て、霊感商法の手口がわかりやすく、展開できると思います。


・被害弁護団結成関連の記事

霊感商法:お札1枚52万円 「神世界」被害弁護団明かす 毎日新聞

 「『警察の偉い人もいる』と言って誘われた」。神奈川県警が詐欺容疑で有限会社「神世界(しんせかい)」の関係先を一斉捜索したのを受け、全国霊感商法対策弁護士連絡会の紀藤正樹弁護士らが20日、「神世界被害対策弁護団」を結成し、被害実態の一端を明らかにした。団長に就任した紀藤弁護士は神世界の商法について「最近のスピリチュアルブームを利用したもので、非常に問題が多い。できるだけ多くの被害者を救済したい」と述べた。

 弁護団は霊感商法問題に取り組んできた弁護士ら約10人で結成。被害者の声を集め、捜査機関と連携しながら神世界の実態を解明し、被害救済を進めていく方針。

 東京都千代田区で会見した弁護団によると、連絡会に寄せられた神世界に関する相談は05年1件、06年9件、07年は20日までに17件と急増。潜在的なものも含めれば「1000人が被害を受け、被害総額は100億円になると思われる」との見方を示した。神世界と警察幹部との関係を持ち出して勧誘された被害者もいるという。

 神世界が経営するヒーリングサロンは最初は低額で人を呼び込み、悩みなどの相談を受けると「先祖の因縁」などと不安をあおったうえ、教義が書かれた書物「神書」やランクごとに値段の違う「ライセンス」と呼ばれるお札のような紙を高額で売りつける手口が目立っている。ライセンスは▽「初級」が10万5000円▽観音が描かれた「中級」が21万円▽「上級」は52万5000円もするという。支払えない人には新規加入者の勧誘もさせていた。

 弁護団の問い合わせはリンク総合法律事務所(03・3515・6681)。【山衛守剛】


「会社、首切り場だった」除霊に490万円 霊感商法  2007年12月20日19時04分朝日新聞 

↓以下記事

2007年12月20日19時04分  「除霊しないと不幸になる」――。神奈川県警幹部の関与が疑われる霊感商法に、県警が詐欺容疑で強制捜査に踏み切った。有限会社「神世界」のグループ会社の相談者らは、不安をあおられ、高額のお金を支払っていたという。そんな被害の実態が、関係者の証言などで次第に明らかになってきた。

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記者会見する、神世界被害対策弁護団の紀藤正樹弁護士(左から2人目)ら=20日午後、東京都千代田区で

 警備課長だった吉田澄雄警視が賃貸契約の名義人となっていた東京都港区のマンションの1室「びびっととうきょう・青山サロン」。この場所で04年4月、横浜市内に住む40代の会社役員の男性が、女に告げられた。

 「あなたの会社は戦国時代は首切り場だった。そこで処刑された人の霊が地縛霊としてさまよっています。業績アップをするためには特別祈願が必要で、最低200万円以上、最高で7000万円かかる場合もあります」

 約1カ月後、男性はサロンを訪れ、除霊のために、現金490万円を支払ったという。

 サロンでは、運勢判断や姓名判断が行われ、祈願、除霊の名目で多くの人たちが多額の現金を要求されていたという。こうしたサロンが全国に点在しているとされる。

 被害者たちがつづるホームページに体験談を寄せた女性も、1000円という値段の安さにひかれ、ヒーリングサロンに体験入会した。通い続けているうちに、「ちょっと良いことが起きるようになり、ヒーリングのおかげかも」と信じるようになったという。

 数カ月後、先生と呼ばれる人がサロンに来るようになると、料金が5000円に上がり、宗教めいた発言も。そんなとき、スタッフから電話があり、「会主様が、あなたたちに会っておかないといけない、と思ってくださりました。1万円でいいと言っています」。

 霊視鑑定を受けたところ、「先祖の中に悪行をした人のたたりがあなたにくいついている。何とかしないとあなたの子どもが危ない」と告げられた。女性は怖くなって10万円の「お守り」をその場で購入した。

 さらに「除霊祭を特別にしてあげますから、除霊費1万円と1万円以上の御玉串料を用意してほしい」と言われた。

 別の女性は12年前、子どものぜんそくがよくなったのが『会主様の御霊光』によるものと思い、御神業にのめり込んだ。御霊光を受けるたびに5万円を支払い、大祭の際には50万円を包むなどしたという。

 横浜市消費生活総合センターにも10月26日、「神世界」に関する相談が寄せられた。女性は「友人が宗教団体のようなところに興味をもって、何か商品を買っているようだ。心配なのでやめさせたい」と電話口で話したという。

 全国霊感商法対策弁護士連絡会が今月4日、「スピリチュアル・霊感被害110番」で相談を受け付けたところ、「神世界」関係の相談が12件あったという。


[参考]
・紀藤のBLOG→カテゴリー「統一教会=統一協会」
・紀藤のサイト→統一協会情報

2007.12.20

神世界について:加筆20071223

「神世界」についての詳細な情報は→ヒーリングサロンによる被害へ

TOPページには、「神世界問題での相談窓口」として、「全国霊感商法対策弁護士連絡会」と並び「リンク総合法律事務所」が掲載されています。


なお参考図書として、手前みそですが、今年出した本があります。

カルト宗教 性的虐待と児童虐待はなぜ起きるのか

この本は、カルト現象を、主に児童虐待、性的虐待を中心にしながらも、信者に対する精神操作の側面から捉えなおした初の本です。

最初の80頁までは、カルト現象の問題や、マインドコントロール被害の実態、信者は、なぜマインドコントロールされていくのか、日本の過去の判例の蓄積などを踏まえて、わかりやすく書いたもので、ホームオブハート事件から構想3年、努力の成果ですので、ぜひお読みいただければ幸いです。

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2007.12.15

細川たかし氏ら芸能人30名に照会書

L&G被害対策弁護団は、12月12日付けで、L&Gに加担した形になった30名のタレント(はかにいない趣旨ではありません。)に照会書を発送しました。

照会先30人:
■細川たかし
■藤あや子
■松方弘樹
■長山洋子
■美川憲一
■キム・ヨンジャ
■中村美律子
■伍代夏子
■八代亜紀
■清水アキラ
■栗田貫一
■瀬川瑛子
■香西かおり
■研ナオコ
■山本譲二
■日野美歌
■島倉千代子
■錦野旦
■水前寺清子
■坂本冬美
■コージー富田
■まねだ聖子
■なかもり
■一木ひろし
■三田明
■平浩二
■北原ミレイ
■高田恭子
■松崎しげる
■小林旭


SANSPO.COM >サンケイスポーツ ニュース速報 2007年12月14日 更新

細川たかしらに照会書 L&G事件で被害弁護団
 「円天」と称する疑似通貨の発行会社「エル・アンド・ジー(L&G)」(破産手続き中)による出資法違反事件で、被害対策弁護団(千葉肇団長)は14日、L&G側が主催したコンサートに出演したとされる歌手やタレントに、事実関係を確認する照会書を送ったと発表した。

 照会書のあて先は、細川たかしら演歌歌手や、ものまねタレントら計30人。

 細川に対する照会書では「知名度や社会的信用が高い貴殿が多数回コンサートに出演すること自体、L&Gに対する信用を増大し、結果的に詐欺行為を隠ぺい・助長することにつながったことは疑うべくもない」と指摘。「社会的責任だけでなく法的責任が存在する可能性がある」とし、コンサートの出演状況や経緯など10項目について回答を求めている。

 細川の所属事務所は「弁護士に任せている」とコメント。細川は「世間に対して多大なるご心配をおかけした」として、年末のNHK紅白歌合戦出場を辞退している。


□[参考]2007.12.04 細川たかし氏の謝罪にオブジェクション!

2007.12.04

細川たかし氏の謝罪にオブジェクション!

あの細川たかし氏が、今年の紅白を事態したという報道がなされていますが、

細川たかし“心のこり”L&G関連イベント出演で紅白辞退 12月4日11時52分配信 産経新聞

辞退までするなら、まず世間にではなく、直接のL&Gの被害者に謝罪し、そしてL&Gから受けた金銭や便益を被害者に返すべきだろうと思いますし、ぜひその点を、まず明示していただきたいと思います。

細川氏のコメントは、誰に謝っているのでしょうか?
自らが広告塔として果たした役割を過小評価しています。


細川たかし公式ホームページ メッセージより

12月3日(月) 細川たかしよりご報告がございます。

この度、通常のコンサート業務同様に、仕事の一環として受けた、NPO法人あかりコンサート等出演の件にあたり、世間に対して多大なるご心配をおかけした事を大変申し訳なく思っております。

つきましては、先月29日に『NHK紅白歌合戦』の出場を辞退させて頂きたい旨、申し入れをした次第です。

今後とも歌謡界全体のために、尽力していく所存です。


 平成19年12月3日


003

L&G詐欺の影響で細川たかし紅白辞退 紀藤弁護士批判

12月06日 09時49分

 健康器具販売会社L&G(“円天”詐欺事件で知られる)の広告塔として、同社主催のコンサートに何度も出場していた演歌歌手・細川たかし(57)が今年の紅白歌合戦出場を辞退した。これにより、連続出場記録は32回で途切れることとなった。

 これにあたり、細川は自身のHPで、「この度、通常のコンサート業務同様に、仕事の一環として受けた、NPO法人あかりコンサート等出演の件にあたり、世間に対して多大なるご心配をおかけした事を大変申し訳なく思っております」と発表。

「通常のコンサート業務同様に、仕事の一環として受けた」と書いていることから、L&Gとの蜜月関係のイメージを払拭したいとの意思が見える。

 この細川の辞退宣言に弁護士の紀藤正樹氏(47)が痛烈に批判をしている。紀藤氏は、「辞退までするなら、まず世間にではなく、直接のL&Gの被害者に謝罪し、そしてL&Gから受けた金銭や便益を被害者に返すべきだろうと思います」と自身のブログに書いている。

 そして、誰に謝っているのかが不明で、“広告塔”として果たした役割を過小評価していると厳しい意見を述べている。


■[参考記事]あの大物歌手が“不祥事”理由に紅白を断念 12月4日17時1分配信 夕刊フジ

 出場歌手の発表前に激震が走った。昨年まで歴代3位となる32回連続出場を続けたベテラン、細川たかし(57)が出場を辞退していたことが分かった。細川は、「円天」と呼ばれる疑似通貨の発行などで1000億円以上を集め破たんした健康器具販売会社「L&G」の“広告塔”として同社関連のコンサートにたびたび出演。紅白出場者の発表も、細川ら「円天」にかかわった歌手の扱いをめぐって延び延びになるなど国民的番組に大きな影を落とした。

 細川は3日、公式ホームページで次の通り謝罪文を発表した。

 「この度、通常のコンサート業務同様に、仕事の一環として受けた、NPO法人あかりコンサート等出演の件にあたり、世間に対して多大なるご心配をおかけした事を大変申し訳なく思っております。つきましては、先月29日に『NHK紅白歌合戦』の出場を辞退させて頂きたい旨、申し入れをした次第です。今後とも歌謡界全体のために、尽力していく所存です」

 NPO法人あかりコンサートとは、L&Gの説明会と連動して広告塔の役割を果たしていたイベント団体で、多数の有名演歌歌手らがイベントに出演していた。

 先月下旬には、「L&G」の被害対策弁護団はが、説明会に出演した有名歌手に対しても損害賠償を求める方針を発表したばかりだった。

 このため、当初11月下旬に紅白の出場歌手を発表する予定だったNHKでは対応に苦慮。「円天とのかかわりなどについて、歌手側と個別面談をして確認作業をしていた」(プロダクション関係者)という。

 NHKでは、「細川の円天関連イベントへの出演回数が50回程度と群を抜いていた」(関係者)ことを重視。「コンサートの詳しい中身は知らず、細川さんの親族から出演を依頼され断りきれなかった」と話す歌手もいたことから、細川側に出演辞退を促していたようだ。

 細川は、75年に「私バカよね」の歌い出しで知られる「心のこり」で初出場を果たして以来、昨年まで32回連続で出場を果たしてきた白組の「顔」。大物の辞退は視聴率にどう影響するか。


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