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2007.01.05

ベストセラー「脳内革命」の春山茂雄氏が破産

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 春山茂雄氏は、1995年と96年に、「脳内革命」「脳内革命2」を出版し、オウム事件以降、逆に、極端な形で広がっている、江原啓之氏細木数子氏ら、今の異常とも言える「スピリッチュアルブーム」のさきがけみたいな人でしたが、ここにきて、ついに破産です。

 スピリッチュアルだけでは、現実の問題は解決しません。あまりにも当然のことです。そのことを、春山氏は「破産」という結果で示してくれました。

 この人とは、いろいろ因縁がありますので、感慨深いです。

ベストセラー「脳内革命」の春山茂雄氏が破産 by Sankei WEB(2006/12/27 12:03)

 ベストセラー「脳内革命」の著者で、神奈川県大和市の田園都市厚生病院を経営する春山茂雄院長が東京地裁の破産手続き開始決定を受けていたことが27日、分かった。新規の外来診療を中止し、現在いる入院患者約140人については転院先を探している。

 病院によると、破産手続きの開始決定を受けたのは同病院やクリニックなど春山院長関連の6法人。25日に東京地裁に破産を申し立てていた。来月24日までに入院患者の転院と職員の解雇などの手続きを完了するという。

 田園都市厚生病院は平成9年、春山院長が開設した内科、外科、脳神経外科などを備えた260床の総合病院。春山院長は外科医で、「脳から出るホルモンが生き方を変える」とした著書「脳内革命」と「脳内革命2」が計530万部が売れた。

 ちなみにスピリチュアルブームに対する警鐘として、最近出た好著が、「スピリチュアルにハマる人、ハマらない人 (新書) 香山 リカ(著)です。一読をお勧めします。

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新書: 191ページ
出版社: 幻冬舎 (2006/11)
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 また異常なスピリチュアルブームがおこした罪として、最近、こんな事件も報道されています。
 根拠薄弱なのに断定調の「スピリチュアルカウンセラー」らに、視聴率欲しさに便乗するテレビの罪も大きいです。どんなことでも断定調でしゃべれば、そりゃあテレビは面白いでしょうけど、断定できないことを断定するのは、たとえ娯楽番組だとしても、報道機関を語る以上、行き過ぎです。
 メディア規制を議論する前に、自らの襟を、正すべきです。

中2男子自殺:マンションから飛び降り 埼玉・川越 毎日新聞 2006年12月9日 11時14分 (最終更新時間 12月9日 12時26分)

 9日午前2時45分ごろ、埼玉県川越市通町の11階建てマンションの敷地内で、このマンションに住む同市立中2年の男子生徒(14)が倒れているのを主婦(50)が発見し、通報した。男子生徒は外傷性ショックで死亡した。県警川越署は、男子生徒が10階の踊り場から飛び降りて自殺を図ったとみて動機などを調べている。

 調べでは、男子生徒の部屋の机上に遺書のようなメモがあった。霊界の話を紹介するテレビ番組を家族と見たことに触れて「絶対におれは生まれ変わる。もっとできる人間になってくる。家族のみんな忘れないでいて。必ず会いに来る。ホントにゴメン サヨナラ」などと書かれていた。

 男子生徒はバスケットボール部に所属し、レギュラーを外されたことにショックを受けていた様子だったという。両親にいじめなどの相談をしたことはなく、8日も変わった様子はなかったという。【村上尊一】


[続報]
『転院できるのか』経営する田園都市厚生病院 患者、不安口々に

『転院できるのか』 経営する田園都市厚生病院 患者、不安口々に

 ベストセラー「脳内革命」の著者春山茂雄氏の破産問題で、東京地裁の破産手続き決定から一夜明けた二十七日、同氏が経営する大和市中央林間二の田園都市厚生病院には朝から患者や取引業者らが列をつくり、「ちゃんと転院できるのか」と口々に不安を訴えていた。

 同病院の入り口には、春山氏と、関連六法人の破産を知らせる告示書が張り出され、訪れた患者らが不安そうな表情で眺めていた。新たに設置された相談窓口には、病院の取引業者も殺到し、破産管財人に今後の対応を相談する姿もあった。

 破産管財人代理によると、同病院では二十六日から新規の外来受け付けを中止。入院患者約百四十人については「全職員を解雇する来年一月二十四日までに転院の手続きを終えたい」としている。患者の転院後、廃業する予定。

 県大和保健福祉事務所は、通院患者に転院のための紹介状を書くことや、毎日の入院患者数を報告するよう病院に指導。併せて同市医師会と連名で、大和と綾瀬両市内にある十二医療機関に入院患者の受け入れを要請した。県医療課も県医師会や、県病院協会などに協力を求めた。

 この日、薬の処方せんを受け取りに来た大和市内の五十代の男性は「突然のことで本当に驚いた。本当にちゃんと転院できるようカルテを書いてくれるのか」と複雑な表情で話していた。 (岸本拓也)


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コメント

スピリチュアルならまだしも、いわゆる脳内物質にまつわる奇妙な言説さえも未だに罷り通っている訳ですから。例えば岡田尊司の「脳内汚染」とか。某所じゃこれを引き合いに出して自宅近所で起きた連続殺傷事件を論じている人がいたんで、唖然としましたよ(嘆息http://www.amazon.co.jp/gp/product/4163678409?ie=UTF8&tag=mtcedarcom-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4163678409
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それにしても、ドーパミンも薬になったり毒になったり大変ですなぁ(苦笑

診療報酬の不正請求、違法治験。
現在の医院も叩けば大量の埃が出ます。

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