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2004.03.23

ヤフーBBの出来レース

この答申には驚きました。

データベースにアクセスできるパスワードが使いまわしされていた問題については、「ずさんな管理とまではいえない」と結論づけた。」とのことです。

この1点だけとっても、信用できない答申です。

そもそもパスワードが使いまさわれてなければ、「個人情報」が流出するわけはありません。
この意見自体が、将来不法行為責任を問われた際に、みずからの過失を否定するための布石とする意見というほかありません。

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<ヤフーBB情報流出>有識者ら「二次流出の可能性」答申
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040319-00000117-mai-soci 

「ソフトバンクBB」が運営するブロードバンドサービス「ヤフーBB」の460万人の顧客情報が流出した問題で、同社の社外有識者で構成する「個人情報管理諮問委員会」は18日、第1回の答申を出し、東京都内で記者会見した。答申は、警視庁が回収したデータがオリジナルデータでない可能性があるとして「(外部に)二次流出している可能性がある」と指摘した。

 データの流出経路については、同社の顧客情報を扱うサポートセンターに派遣社員として勤務していた木全泰之被告(31)=恐喝未遂罪で起訴=が、午前9時の始業時間の30分前に毎朝出勤していたことを突き止めた。この十数分間にデータを引き出していた可能性があると指摘している。

 データベースにアクセスできるパスワードが使いまわしされていた問題については、「ずさんな管理とまではいえない」と結論づけた。

 答申では、(1)会社組織の再検討(2)各部門を監査しアドバイスする専門委員会の設置(3)IDやパスワードに頼らない新しい本人確認制度の確立――などを求めている。

 委員会のメンバーは初代内閣広報官の宮脇磊介氏、生活経済ジャーナリストの高橋伸子氏、弁護士の牧野二郎氏の3人。今後さらに検証を進める。

 一方、ソフトバンクBBは18日、情報流出事件を受け、情報漏えい防止やウイルス、ハッカー対策などのソフトを提供するサービスについて、ヤフーBB全加入者を対象に同日から9月末日までの6カ月間、無料にすると発表した。また事件の再発防止とセキュリティー管理体制の強化を目的に、有識者による「技術諮問委員会」を設置した。メンバーは村井純・慶応大教授と佐々木良一・東京電機大教授の2人。【宮川裕章、伊藤一博】(毎日新聞)[3月19日0時14分更新]


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<ソフトバンク>自民調査会が孫社長を招致 個人情報流出問題
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040320-00000022-mai-bus_all

 自民党の電気通信調査会(亀井久興会長)は19日、ブロードバンド(高速大容量)通信サービス「ヤフーBB」の個人情報流出問題に関連し、ソフトバンクの孫正義社長を招致して事件の経緯や再発防止策などについて事情を聴いた。

 孫社長は冒頭に謝罪したあと「個人情報を盗んでも直接的に罰する法律はない」と法整備の必要性を強調。出席した議員からは「被害者意識を持つのはいかがなものか」「個人情報取扱事業者としての責任を深く認識すべきだ」など厳しい批判が相次いだ。

 終了後、孫社長は記者団に、事件による経営への影響について「3カ月程度は新規(契約)獲得が減速する。ただ、利用者の解約は前年と今のところ大きく変わらない」と説明。その上で「中長期の目標を変更せずに頑張りたい」と語った。【伊藤一博】(毎日新聞)[3月19日19時7分更新]

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自民党の議員からさえも、「責任を深く認識すべき」と批判されているとおり、責任があったと考えるのが常識的理解だし、上記答申ですらいろいろ述べているとおり、以前から、「IDやパスワードに頼らない新しい本人確認制度の確立」など、やれることもいろいろあったわけだし、今回の流出事態に責任がないかのような答申には、無理があると思います。社外有識者の見識と中立性に疑念が生ずる事態です。


2004.03.17

裁判官訴追委員会

衆議院は、なぜもっと宣伝しないのでしょう。
不思議です。

http://www.shugiin.go.jp/itdb_annai.nsf/html/statics/kokkai/kokkai_sotui.htm

2004.03.16

和光大学の職責放棄に抗議する!

和光大学の理念
「和光大学は外に向かって開かれ、市民のみなさんとともに生きることを大切にしてきました。」

こんなすばらしい理念を掲げておいて、教育機関としての職責の放棄だと思います。

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<松本被告三女>「自由な学習守り切れない」入学不許可で和光大
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040316-00001057-mai-soci

 オウム真理教(アーレフに改称)の松本智津夫(麻原彰晃)被告(49)=東京地裁で死刑、控訴中=の三女(20)の入学を拒否したことについて、和光大学(東京都町田市)の三橋修学長は16日、「本人の自由な学習を守り切れないと同時に、在学生の学習環境を維持できないと考え、入学不許可という苦渋の選択をした」とするコメントを出した。

 同大によると、試験合格後に入学手続き書類を提出させた際、家族構成などから松本被告の三女と判明したという。

 三橋学長は「本人に責任がなくとも、学内の平穏な教育環境を乱す可能性が大きい。賛否の議論はある。社会の批判のあり得ることも承知の上、この決定をした」としている。(毎日新聞)
[3月16日13時48分更新]


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カルトをなくすためには、ただ孤立させるだけではなく、社会が受け入れていくしかないという視点が欠けています。
まして国や自治体から助成金(税金から出している)を受けて運営している公器たる大学としての視点が欠けています。
3女は、いわゆるカルトの子として、生まれてから、まったく社会の風や常識を教えられていないという、悲劇の子です。既にある程度人格が成立してから、入信した場合とわけが違います。
教育機関である以上、こうした子どもにこそ、配慮をすべきです。

大学は教育機関です。大学を設置した以上、その社会的責務はあります。
和光大学の、教育機関としてのセンスを疑います。
あと法的には、いろいろ言いたいことはありますが、引用が大変なので後日にしますが、補助金の返納もありうる事態です。国、自治体が、和光大学に対する指導を放棄するなら、国、自治体の責任も大きいと思います。
カルトに対する国の無策の結果と言えるかもしれません。

ちなみに早稲田初等部の場合は、都は、返納を求めています。


和光大学
2004年度入試における合格者の入学不許可について(2004.03.15)-PDFファイルです。

2004 年3月15 日

2004 年度入試における合格者の入学不許可について
和光大学は2004 年度入試において人間関係学部の合格者1 名を、3月12 日に入学不許可とすることを決め、同日本人宛通知した。
いったん合格とした受験生に入学を拒むことは、本学にとって異例のことであり、当該受験生に当惑や苦痛を与えることを承知している。しかし、この間学内での教職員の議論を踏まえ、学長判断のもと、後に記す理由で苦渋の選択をした。
本学は、入学手続書類提出とともに、保証人、家族構成を記させている。したがって、本件における受験生がいかなる家庭的背景をもっているかは、その際、はじめて判明した。
本学は当該合格者が入学した場合、当人が学内外で特異な存在となり、内外の不安や好奇な目にさらされることを防ぐ自信を持たない。その結果、本人に責任がなくとも、学内の平穏な教育環境を乱す可能性が大きい。
本学は小さいながら開学以来30 数年、学生一人一人を大切にすることを教育の原点と考え、教職員と学生ともども努力を重ねてきた。今回の事態に対し、本学の存在意義にまで立ち返り慎重に対処方を検討してきたが、本人の本学における自由な学習を護りきれないと同時に、在学生の学習環境を維持し切れないと考えざるを得ず、現時点では入学不許可という苦渋の選択をすることになった。
この決定が、自由な大学としての本学の伝統に影響のあることを承知している。大学内には今日なお、学長の決定に賛否の議論はある。社会の批判のありうることも承知の上、この決定を行った。

和 光 大 学
学 長 三橋 修

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