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2018.10.06

スルガ銀行に対する金融庁の処分(2018年10月5日)に対するスルガ銀行・スマートデイズ被害弁護団の声明など

2018年10月5日付けのスルガ銀行に対する金融庁の処分を受けて、

スルガ銀行・スマートデイズ被害弁護団の「声明」を、弁護団ホームぺージにアップしました。⇒http://suruga-smart-bengodan.com/


今回、金融庁は、「銀行法第26条第1項に基づく命令」として、

(1)平成30年10月12日(金)から平成31年4月12日(金)までの間、新規の投資用不動産融資を停止すること。  また、自らの居住に当てる部分が建物全体の50%を下回る新規の住宅ローンについても同様に停止すること。 (2)上記(1)の期間において、当行の役職員が融資業務や法令等遵守に関して銀行員として備えるべき知見を身につけ、健全な企業文化を醸成するため、全ての役職員に対して研修を行うこと。その際、各役職員が少なくとも一定期間通常業務から完全に離れ当該研修に専念することにより、その徹底を図ること。 (3)健全かつ適切な業務運営を確保するため、以下を実行すること。

① 今回の処分を踏まえた経営責任の明確化(厳正な判断が期待できる社外の第三者による客観的な検証体制の構築及び責任追及を含む)

② 法令等遵守、顧客保護及び顧客本位の業務運営態勢の確立(当局への正確な報告の実施にかかるものや過去の不正行為等に関する必要な実態把握を含む)と全行的な意識の向上及び健全な企業文化の醸成

③ 反社会的勢力の排除に係る管理態勢、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与に係る管理態勢の確立

④ 融資審査管理を含む信用リスク管理態勢及び内部監査態勢の確立

⑤ 当行の営業用不動産の所有・管理や当行の株式の保有等を行い、創業家の一定の影響下にある企業群(ファミリー企業)との取引を適切に管理する態勢の確立

⑥ シェアハウス向け融資及びその他投資用不動産融資に関して、金利引き下げ、返済条件見直し、金融ADR等を活用した元本の一部カットなど、個々の債務者に対して適切な対応を行うための態勢の確立

⑦ 上記を着実に実行し、今後、持続可能なビジネスモデルを構築するための経営管理態勢の抜本的強化

(4)上記(3)に係る業務の改善計画を平成30年11月末までに提出し、直ちに実行すること。

(5)上記(4)の改善計画について、当該計画の実施完了までの間、3ヶ月毎の進捗及び改善状況を翌月15日までに報告すること(初回報告基準日を平成30年12月末とする)。

をスルガ銀行に「命令」しました。

「命令」というのがみそです。

命令に違反すれば犯罪です。銀行法第62条は「二年以下の懲役又は三百万円以下の罰金」を定めています。

金融庁は、「⑦ 上記を着実に実行し、今後、持続可能なビジネスモデルを構築するための経営管理態勢の抜本的強化 (4)上記(3)に係る業務の改善計画を平成30年11月末までに提出し、直ちに実行すること。」を求め、「⑥ シェアハウス向け融資及びその他投資用不動産融資に関して、金利引き下げ、返済条件見直し、金融ADR等を活用した元本の一部カットなど、個々の債務者に対して適切な対応を行うための態勢の確立 」がその内容に入っています。

以上の金融庁の処分に対して、スルガ銀行が掲げる対応はあまりにお粗末で、危機意識が欠落しています。

(1)ガバナンス体制刷新のための機構改革、とか(2)企業文化・ガバナンス改革委員会による取締役会への勧告・提言・助言等の実施、とか(3)シェアハウス等顧客対応室によるお客さま支援、(4) 経営陣の刷新ならびに新組織体制の構築、(5)法的責任の追及、(6)不正に関与した従業員および監督責任者等の処分、など、内容が空虚で、欺瞞性すら感じます。

特に、(3)シェアハウス等顧客対応室によるお客さま支援では、「2018年6月28日、「シェアハウス等顧客対応室j を設置し、現在62名の専従職員がお客さまの置かれた個々の状況に応じてきめ細かく、貸出金利の引き下げ、元金据え置きなどの対応をさせていただいております。これまでに直接交渉可能なシェアハウス"オーナーのお客さまについて全体の約9割のお客さまと面談を実施し、うち約7割以上のお客さまについて金利・返済方法等の条件変更を実施させていただきました。今後もお客さまの状況に応じて、きめ細かく対応してまいります。また、金融機関として取り得るあらゆる選択肢について踏み込んだ検討を行ない、必要に応じて金融ADRや民事調停等の手続を利用し、元本債権を一部放棄するなど、当社においても相応の負担に応じることとしております。」としている部分は、あまりにも欺瞞的です。「きめ細かく対応」という言葉は嘘とも言えます。

なぜなら当弁護団が依頼する270名の被害者との交渉の一切を拒否していること自体「きめ細かく対応」ではないうえ、270名との交渉を拒否していることから、「約9割のお客さまと面談を実施」できるはずもないからです。

これは日本語的に「これまでに直接交渉可能なシェアハウス"オーナーのお客さまについて」が、9割と7割にかかる文章というほかなく、いかにも、スルガ銀行が、きちんと被害者交渉をしているかのように見せる「詭弁」です。

そもそも弁護団に依頼した案件について、スルガ銀行が、交渉を拒否する姿勢こそが、「お客さま支援」からは程遠い対応です。

さらに金融庁から

「取締役会は、特定の役職員に営業方針や施策を任せきりとなり、その内容や結果だけでなく自行の貸出ポートフォリオの構造すら把握せず、適切に監督機能を果たさないなど、経営管理(ガバナンス)に問題があったことも、問題発生の要因と認められる。」

とまで指摘されているのに、有国社長以下、当時の役員であった者5名を、そのまま温存させ、彼らは、辞任さえしていません。

彼らにスルガ銀行のガバナンスが、「抜本的」に改善できるはずもありませんし、

スルガ銀行は、すべてのシェアハウス案件(被害者の救済)の処理に、もう逃げることはできません。金融庁は「(4)上記(3)に係る業務の改善計画を平成30年11月末までに提出し、直ちに実行すること。 を求めています。

期限は11月末です。

スルガ銀行は、当弁護団の依頼者らの事案を含め、すべてのシェアハウス案件(被害者の救済)の処理に、もう逃げることはできません。


[参考]

スルガHPより

当社は、2018年6月28日に社外取締役・社外監査役を中心とした「企業文化・ガバナンス改革委員会」を設置し、シェアハウス関連融資等に係る顧客対応、取締役・執行役員等の人事・報酬、役職員のコンプライアンス関連事象への対応、ガバナンスおよび内部統制の整備・運用、第三者委員会の調査結果等を受けて実施する再発防止策の策定、顧客本位の姿勢に立ったビジネスモデルの構築等について、当社取締役会に対して、勧告・助言・提言等を行なうとともに、これらの実施状況について監視を行なっております。

 なお企業文化・ガバナンス改革委員会の構成は以下のとおり(色付けは、”スルガ不正融資事件”で、責任が免れないと考えられる委員)=多数決を取れば5対4で守旧派が多数を占めます。

スルガ側発表 経歴=紀藤調べ
委員長 社外取締役 木下 潮音 弁護士・2011年6月から社外監査役・2018年6月の株主総会で社外取締役に昇格
副委員長 社外取締役 安藤 佳則 2011年6月から社外取締役
委員 社外取締役 河原 茂晴 公認会計士・2018年6月から社外取締役
委員 社外取締役 長野 聡 弁護士・2018年6月から社外取締役
委員 社外監査役 島田 精一 2012年6月から社外監査役
委員 社外監査役 野下 えみ 弁護士・2018年6月から社外監査役
委員 社外監査役 行方 洋一 弁護士・2018年6月から 社外監査役
委員 代表取締役社長 有國 三知男 第三者委員会報告で「経営責任」が認定
委員 取締役 八木 健 第三者員会報告で「経営責任が認定」

2018.09.15

かぶちゃんファイナンシャルなど「ケフィア」関連会社12社があたらに破産!

2018年9月4日に、「株式会社ケフィア事業振興会」(代表取締役は鏑木秀彌)ほか3社(「株式会社飯田水晶山温泉ランド」、「かぶちゃん九州株式会社」、「かぶちゃんメガソーラー株式会社」)が破産したのはこのブログで既に触れたとおりです(→ケフィア事業振興会が破産!安愚楽・ジャパンライフに続き巨額被害のオーナー商法が発生!弁護団声明を出しました=2018.09.04)が、

東京商工リサーチによると、2018年9月14日付けで、あたらにケフィア事業振興会の関連会社12社が、東京地裁より破産開始決定を受けたとのことです。

破産管財人は、ケフィア事業振興会ほか3社の管財人と同じ内田実弁護士が選任されました。

新たに破産したのは、ケフィア・かぶちゃん農園の関連会社である下記12社が破産です。

特に、債権者が、1000人を超えている、7の一般社団法人柿国際文化協会(設立平成21年4月20日、負債総額は債権者1828名(1825名に対して9億239万円))と、11の一般社団法人ケフィアグループ振興協会(設立平成22年12月10日、負債総額は債権者1018名(1017名)に対して5億9502万円)は、新たな消費者被害である可能性が濃厚です。

さらにケフィア関連ではこれで16社が破産しましたが、なお40社以上の関連会社があります。

ケフィアグループ被害対策弁護団は、破産管財人と協力しつつ、破産手続を通じ、さらにいっそうケフィアの破たんの真相の解明と被害者への救済が少しでもなされるよう努力するとともに、ケフィア・かぶちゃん事件が、出資法違反など、刑事事件に相当する事件であることは明らかですので、警察への捜査要請にも尽力していく所存です。


              記

1 ケフィアインターナショナル(株)(鏑木秀彌社長)

2 (株)ケーアイ・アド(同社長)

3 (株)ケフィア・カルチャーカード(同社長)

4 (株)ケフィア・クリエイティブ(同社長)

5 (株)メープルライフ(同社長)

6 (株)ケーツーシステム(同社長)

7 一般社団法人柿国際文化協会(同代表理事)

8 (株)かぶちゃんファイナンシャルサービス(三野匡司社長)

9 ケベッククラブ合同会社(代表社員:かぶちゃんファイナンシャルサービス(株))

10 九州クラブ合同会社(代表社員:かぶちゃんファイナンシャルサービス(株))

11 一般社団法人ケフィアグループ振興協会(代表理事:鏑木秀彌)

12 かぶちゃん電力(株)(鏑木秀彌社長)

=====================

[参考]

【速報】ケフィア関連12社、破産(東京商工リサーチ) - Yahoo!ニュース=東京商工リサーチ9/14(金) 18:23配信

 9月3日、東京地裁より破産開始決定を受けた(株)ケフィア事業振興会(TSR企業コード:298080745、法人番号:7010001127512、千代田区神田須田町2-25-16、設立平成21年9月7日、資本金4億円、鏑木秀彌社長)の関連会社12社が9月14日、東京地裁より破産開始決定を受けた。

 破産管財人には内田実弁護士(虎ノ門南法律事務所、港区虎ノ門1-15-12、破産管財人室03-5577-5808)が選任された。

 9月14日、破産開始決定を受けた12社の負債総額は債権者3390名(うち会員数3292名)に対して191億9330万円(うち会員の負債額35億7040万円)。
 

 関連会社12社は、ケフィア事業振興会が破産開始決定を受けたことで実質的に破たんした状態に陥っていた。
 

 ケフィア事業振興会のグループ会社の破産開始決定は、ケフィア事業振興会を含めて16社となった。

 9月14日、破産開始決定を受けたケフィア事業振興会の関連会社12社は以下の通り。かっこ内は会員数。

 ケフィアインターナショナル(株)(TSR企業コード:298679086、法人番号:3010001086571、千代田区神田須田町2-25-16、設立平成16年2月17日、資本金5000万円、鏑木秀彌社長、食料品等輸出入・販売、負債総額は債権者69名(58名)に対して41億2047万円)
  (株)ケーアイ・アド(TSR企業コード:294963812、法人番号:7010001073005、本社同所、設立平成13年3月2日、資本金5000万円、同社長、広告代理店、負債総額は債権者87名(73名)に対して30億2913万円)
 (株)ケフィア・カルチャーカード(TSR企業コード:015897923、法人番号:4010001086835、本社同所、設立平成14年12月6日、資本金3760万円、同社長、事務代行業、負債総額は債権者52名(43名)に対して25億7059万円)
 (株)ケフィア・クリエイティブ(TSR企業コード:332008851、法人番号:3010001088898、本社同所、設立平成14年12月27日、資本金5000万円、同社長、広告代理業、負債総額は債権者74名(64名)に対して32億8837万円))
 (株)メープルライフ(TSR企業コード:332259390、法人番号:6010001134047、本社同所、設立平成15年3月12日、資本金5000万円、同社長、メープルシロップ通信販売、負債総額は債権者67名(65名)に対して4億8250万円))
 (株)ケーツーシステム(TSR企業コード:332315894、法人番号:7010001135267、本社同所、設立平成16年2月10日、資本金8000万円、同社長、システム管理、負債総額は債権者99名(65名)に対して19億3156万円))
 一般社団法人柿国際文化協会(TSR企業コード:028520629、法人番号:3010005013877、本社同所設立平成21年4月20日、同代表理事、柿文化普及事業、負債総額は債権者1828名(1825名に対して9億239万円))
 (株)かぶちゃんファイナンシャルサービス(TSR企業コード:298206862、法人番号:4010001128736、本社同所、設立平成21年11月11日、資本金100万円、三野匡司社長、会員募集立案、負債総額は債権者9名(0名)に対して2億6443万円)
 ケベッククラブ合同会社(TSR企業コード:027959040、法人番号:9010003027386、本社同所、設立平成30年4月17日、資本金100万円、代表社員:かぶちゃんファイナンシャルサービス(株)、サービス提供、負債総額は債権者15名(14名)に対して1億5066万円)
 九州クラブ合同会社(TSR企業コード:028520637、法人番号:9010003027832、本社同所、設立平成30年6月29日、資本金100万円、代表社員:かぶちゃんファイナンシャルサービス(株)、サービス提供、負債総額は債権者57名(57名)に対して1億7100万円)
 一般社団法人ケフィアグループ振興協会(TSR企業コード:298592819、法人番号:7010005016141、設立平成22年12月10日、本社同所、代表理事:鏑木秀彌氏、ケフィアヨーグルト文化普及事業、負債総額は債権者1018名(1017名)に対して5億9502万円)
 かぶちゃん電力(株)(TSR企業コード:300293313、法人番号:1010001155824、本社同所、設立平成25年9月10日、資本金1000万円、鏑木秀彌社長、バイオマス発電事業、負債総額は債権者15名(11名)に対して16億8714万円))

2018.09.04

ケフィア事業振興会が破産!安愚楽・ジャパンライフに続き巨額被害のオーナー商法が発生!弁護団声明を出しました。=2018/9/4一部修正

2018年9月3日、ついに、ケフィア・かぶちゃんグループの中核会社である

株式会社ケフィア事業振興会、その関連会社の「株式会社飯田水晶山温泉ランド」、「かぶちゃん九州株式会社」、「かぶちゃんメガソーラー株式会社」の4社が破産しました。

破産した関連会社の3社を含め、4社の申立時の債権者数は約3万3700人、負債総額は約1053億円に上る、と報道されています。そのうちオーナー商法の被害者は約3万人、約1000億円と推定されます。

 ⇒ケフィア事業振興会が破産=負債1000億円超-「オーナー制度」支払い遅延=時事通信2018/09/03-12:41

破産管財人には、内田実弁護士(虎ノ門南法律事務所、港区虎ノ門1-15-12、破産管財人室03-5577-5808)が選任されました。

僕が弁護団長をつとめるケフィアグループ被害対策弁護団は、同日午後、記者会見をして、急遽、声明を出しました。

ケフィア事業振興会等の破産開始決定に関する弁護団声明=平成30年9月3日付け

ケフィアグループ被害対策弁護団 
団 長   紀 藤 正 樹
副団長  島   幸 明
事務局長 荻 上 守 生

 本日、株式会社ケフィア事業振興会、株式会社飯田水晶山温泉ランド、かぶちゃんメガソーラー株式会社、かぶちゃん九州株式会社の4社につき、東京地方裁判所において破産開始決定が出されました。
 ケフィア事業振興会をはじめとするケフィアグループは、昨年11月以降、システム障害などを名目に支払い遅延を生じさせており、本年6月以降、全国の消費生活センターや弁護士に極めて多数の相談が寄せられる事態になり、本年7月上旬に結成された当弁護団にも、8月31日時点で約1500名、84憶円の被害相談の電話が寄せられておりました。当弁護団でも、訴訟、集団請求を行っておりましたが、被害回復はごくわずかにとどまっておりましたので、ケフィア事業振興会ら上記会社が破産開始決定に至ったのは当然のことです。 
 支払い遅延が昨年11月には生じていたことからすると、本日の破産申立は、遅きに失するものであり、資産の流出、隠匿が強く懸念されます。
 また、今回の破産申立においては、代表者である鏑木秀彌氏や、関連会社かぶちゃん農園株式会社の代表であり秀彌氏の長男である武弥氏の破産申立がなされておらず、個人として自ら責任を負うことが明らかにされておりません。50社以上の関連会社についても破産申立がなされておりません。真摯な反省の態度が見られず、資産の隠匿が強く懸念されます。
 破産管財人には、ケフィアグループによる被害が、被害者数3万人、被害額約1000憶円という極めて大規模な消費者被害事件であることに十分に配慮の上、上記各破産会社の現在の資産の保全のみならず、事業実態、資産の流出、隠匿状況等を徹底的に調査の上、関連会社、役員等に対する破産、訴訟等の法的責任追及を行い、被害者救済に資する破産事件処理を行うこと求め、また、期待しております。
 8月31日には消費者庁による注意喚起がなされましたが、捜査機関を含めた行政機関においても、極めて大規模な消費者被害事件であるケフィアグループによる被害について、実態解明、責任追及のために迅速に権限を行使することを求めます。
 弁護団としては、破産手続に協力しつつ、今後も関係会社及び関係者に対する民事、刑事の責任追及を行い、被害実態を明らかにし、少しでも多くの方の被害救済に務める所存です。
以上


補足しますが、今回、大規模な消費者被害をもたらしたケフィアの破産ですが、次の点が、なおあいまいなままであり、課題が残されています。

むしろ今回の破産で、かえって疑問が増しているという感があります。破産手続だけでなく、刑事事件としての捜査が必要な理由にもつながります。

1 破産した「株式会社ケフィア事業振興会」、「株式会社飯田水晶山温泉ランド」、「かぶちゃん九州株式会社」「かぶちゃんメガソーラー株式会社」4社の代表取締役の鏑木秀彌、そして「株式会社飯田水晶山温泉ランド」の元取締役で、「かぶちゃんメガソーラー株式会社」の元代表取締役の鏑木武弥親子は、何らの謝罪の会見すら開いていません。

 そして被害者に対する真の謝罪のためには、鏑木親子は、なぜ破産に至ったかの真実を説明すべき義務があります。

 ちなみに鏑木武弥は、「株式会社飯田水晶山温泉ランド」については破産前の7月31日まで同社の取締役、「かぶちゃんメガソーラー株式会社」については7月25日まで代表取締役でした。鏑木武弥が、破産直前に、破産会社の代表取締役や取締役を辞任していること自体が、自らの責任逃れというほかないと思います。
 
2 この点、ケフィアは、破産した2018年9月3日付けで、そのサイト上に、株式会社ケフィア事業振興会代表取締役の鏑木秀彌の名前で、表面的には、

「会員の皆様をはじめ、これまで永きにわたり当社にご支援とご協力をいただきました関係者の皆様に、破産手続開始によって多大なるご迷惑をお掛けする事態となりましたことを深くお詫び申し上げます。」
と謝りつつも、

破たんの原因につき、
「近時のシステム不具合によって会員の皆様への支払が遅滞するトラブルが急増し、これを受けて当社に関する記事が立て続けに掲載されたほか、対策弁護団が結成されるなど、当社の信用は著しく悪化し、長期的な関係を前提としている会員の皆様との間で多数の契約解除ないし更新の停止といった事態を招き、資金繰りが逼迫する事態となりました。」
ということを、直接の破たん原因に挙げています。

 ⇒株式会社ケフィア事業振興会のTOPページ

 しかし「システム不具合」で、遅延が生ずる理由は全く意味不明であり、破たん原因についての、真実の理由を明らかにしているとは到底言えません。

 消費者庁が2018年8月31日付けで公表した注意喚起=「オーナー制度」と称する取引に関し、多額の支払遅延を発生させている株式会社ケフィア事業振興会に関する注意喚起」=PDFでも、消費者庁は、「ケフィアのこのような支払遅延に関し、それを正当化する理由は見当たりませんでした」とし、当職及び当弁護団と同様な指摘がなされています。

3 さらに株式会社ケフィア事業振興会の関連会社(以下「ケフィアグループ」ないし単に「ケフィア」と言います。)は、弁護団調べて60社以上あり、ケフィア自ら、自ら「主要な関連会社」と認めている会社が、破産した4社を除いても、なお38社が存続しており、これらの関連会社は破産せず、事業を続けています。

 特にケフィアグループのもう一つの中核会社であり、破産した株式会社ケフィア事業振興会の代表取締役の鏑木秀彌の実子である鏑木武弥が代表取締役をつとめる「かぶちゃん農園株式会社」は、現在も営業を続けており、ケフィアグループの「かぶちゃんフードサービス」(代表取締役は鏑木秀彌)が営業する「かぶちゃんカフェテリア」が、この9月1日から「天竜峡カフェテリア」に名前を変えるということも、新聞広告で判明しています。この時期の名称変更は、明らかな責任逃れが疑われる行動です。

 ⇒僕のTweet参照=1:55 - 2018年8月29日

 ⇒ケフィア側は、今回の破産の前までに、意図的に、関連会社のリストをUPしていたサイトを閉鎖しており、この点でも、とても不誠実です。

 キャッシュが残されています。
 まずグーグルのキャッシュページへのリンクです。これを見ると「ケフィア=かぶちゃんグループ」は、今回破産した4社を含めて、主要42社で形成されています。⇒株式会社ケフィア事業振興会及び主要関連会社

 次は、Bingのキャッシュです。削除直前のサイト情報です。
 ここでは、ケフィアグループ各社の説明がなされていますが、このサイトからは、意図的に、今回破産をせず温存させたケフィアグループの中核会社「かぶちゃん農園株式会社」が省かれています。⇒ケフィアグループ・グループ各社ご案内

 こちらはInternet Archive:のキャッシュです。2017年1月4日の時点のサイト情報が残されています。

 ここでは 「ケフィアグループ・グループ各社ご案内」として、冒頭に、株式会社ケフィア事業振興会の記載があり、同社については「ケフィアグループの統括会社として、グループ全体の発展を目的とし活動しております。グループ各社の主力商品や食品・雑貨を取り扱う通信販売業を行っております。」という説明は、上記Bingのキャッシュと同じ説明がなされていますが、次の会社として「かぶちゃん農園株式会社」の記載が残されており、同社は「ケフィアグループ会員向け農水産物、特に市田柿を中心とした農水産加工品の製造業を行なっております。」と説明されています。

 僕はこうした意図的なサイトの閉鎖ないし訂正は、歴史の改ざんと同じようなものであり、巨額な消費者被害を生み出した加害者側の行動として、実態隠しであり、とても悪質なものだと考えています。

4 そしてそもそも個人資産をはたいてでも、被害者に弁償しなければならない立場の鏑木秀彌、鏑木武弥親子
は、自ら、破産申し立て、など、すらしていません。

 以上から、今回の破産は、真に被害者のことを考えての破産だとは到底考えられません。鏑木親子は、今回の事態を引き起こしたことを、真に悪かったと思っているのでしょうか。とても疑問です。

 鏑木親子は、まずは会見で、謝罪だけでなく、真実を明らかにし、個人資産もなげうって、被害者への賠償に努めてもらいたいと思います。

 以下は、2018年9月3日朝の報道で、本社に掲示されていた張り紙です。3万人ともされる被害者の多くの方は本社へ訪問は難しいと思います。

 参考までにアップしておきます。


{参考}
■ケフィア本社に掲示されている告示書

告示書

破産者 株式会社ケフィア事業振興会(事件番号 平成30年(フ)第6361号)

破産者 株式会社飯田水晶山温泉ランド(事件番号 平成30年(フ)第6362号)

破産者 かぶちゃん九州株式会社(事件番号 平成30年(フ)第6363号)

破産者 かぶちゃんメガソーラー株式会社(事件番号 平成30年(フ)第6364号)


 上記のものに対し平成30年9月3日午前9時45分東京地方裁判所において破産手続開始の決定がされ、当職が破産管財人に選任されました。
 本件建物及び建物内の一切の動産は,当職が占有管理するものですから、みだりに立入りあるいは搬出等する者は、刑法により処罰されることがあります。
 なお、本件に関しお問い合わせ等がある方は、下記のケフィア事業振興会外3社破産管財人室までご連絡いただけますようお願い致します。

平成30年9月3日

破産管財人 弁護士 内 田  実

電話    03-5577-5808

受付時間  月~金(祝祭日を除く)

930分~1730

■ケフィア本社に掲示されているお知らせ

2018 93


会員の皆様
関係者の皆様

お知らせ

 当社は、本日付けで東京地方裁判所に対して破産手続開始の申立てを行い、同日付けで破産手続開始の決定を受けました。
 今後は、破産手続開始決定と同時に裁判所によって選任された破産管財人の下で手続が進められることになります。
 当社の占有管理する敷地・建物内に無断で侵入すること、当社の商品・設備・什器・備品等を無断で持ち出すことは、法律によって禁止されており、刑罰の対象となりますので、お止めください。
 会員の皆様をはじめ、これまで当社にご支援とご協力をいただきました関係者の皆様に多大なるご迷惑をお掛けする事態となりましたことを深くお詫び申し上げます。
 当社へのお問い合わせにつきましては、以下のコールセンターにご違絡をくださいますようお願い申し上げます。

 電話番号:03-5577-5808

 受付期間:月~金(祭日を除く。)9時半~17時半


株式会社ケフィア事業振興会


株式会社飯田水晶山温泉ランド


かぶちゃん九州株式会社


かぶちゃんメガソーラー株式会社


2018.08.20

簡単:パブリッシャーで作成したカラーのファイルを白黒にする方法 ・ カラーのPDFを白黒PDFにする方法(第2版)=2018年8月20日版

たまにマイクロソフトの「パブリッシャー」(Publisher)を使うことがあり、年に何度も使用しないソフトということもあって、毎回思い出すのに苦労しますので、このブログで、パブリッシャー(Publisher)で作成したファイルを白黒PDFにする方法を備忘録としてアップしておきます。

=この記事は、2016年12月17日の記事が好評につき、改めて最新版として、UPしたものです。それにしても、どの「コンピュータ・ソフト」にも言えることですが、メニューが、とてもわかりにくい、です。


A まずカラーのパブリッシャーファイルを白黒のパブリッシャーファイルにする方法です。

1 カラーのパブリッシャーファイルができたら、一番左上のタブの「ファイル」をクリックし、さらに「情報」をクリックします。

Pub1


2 そうすると、「商用印刷設定」ないし「商用印刷情報」という、タブが出てきますので、これをクリックします。

Pub2

3 今度は、「カラーモデルの選択」タブが、上に出てきますので、これをクリックします。

Pub4

4 すると「カラーモデル」のウィンドウが現れ、あとは「RGBカラー」から「一色」に変更すると、パブリッシャーが白黒に変わります。 

Pub3

5 あとはファイルを保存するだけです。白黒のパブリッシャーファイルができます。保存しても、カラーモデルの選択を元に戻せば、またカラーに戻せます。

6 こうして白黒のパブリッシャーファイルができたら(4からでも可能)、再び、一番左上のタブの「ファイル」をクリックし、さらに「印刷」をクリックします。

7 そのうえで、左から3番目のタブ「Adobe PDFとして保存」をクリックすると、白黒PDFとして保存できます。

Pub5

8 なおカラーのパブリッシャーファイルを、白黒で印刷したいだけなら、1~4のプロセスは行わず、そのまま5で「印刷」をクリックすると、標準で、「簡易カラー校正用 RGB」という、次のような表示が出ますので、

Publisher1_2

この「簡易カラー校正用 RGB」をクリックすると、次のような「選択表示」が出てきますので、 「簡易カラー校正用グレースケール」をクリックして確定させます。これで白黒での印刷が可能です。

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9 弁護団ニュースなどの印刷を印刷業者に発注する際(弁護団ニュースは、カラー印刷だと費用がかさむので白黒で印刷の発注をかけるのが通常です。)、印刷業者に白黒PDFの送付を指定されることが多く、こちらで白黒PDFを作成して送付すると印刷業者はなぜか喜びます。

 印刷業者の方で、白黒化するくらいしてくれてもよいのに、と思う、日々です。


B なおカラーのPDFを、直接、白黒PDFにするには、AcrobatProを持っていれば、次の方法で、白黒化できることが紹介されています。 

 →カラーのPDFから白黒ファイルに変更する方法

以上です。
ためしてみてください。

2018.07.26

オウム全死刑囚の死刑刑執行を受けて

 本日7月26日(木)、残る6人の死刑囚が執行がされました。

 これで7月6日(金)に執行された7人と合わせて、オウム真理教の教祖:松本智津夫死刑囚を含めて、13人の死刑が執行です。

 オウム事件で被害を受けたすべての被害者に対して、あらためてお悔やみを申し上げます。

 またオウム事件に関わった(関わる)すべての関係者、市民、またオウム事件を憂慮する政府関係者を含む、すべての皆さまのこの間のご努力にも、あらためて、この機会に感謝したいと思います。

 しかしオウム事件はこれで終わるわけではありません。なぜオウム事件が起きたのか、また事件は、捜査側が考える「刑事事件で有罪とする」範囲の視座で解明されたにすぎません。余罪も含めて、未解明な部分が多数残っています。最近でも上祐氏も関わったとされる新たな殺人事件についての報道がなされています。

 加えて、世界初の市民に向けたサリンテロ事件である、オウム真理教事件に対しては、未来のテロ防止の観点から、多くを学ぶ必要があります。オウム事件については、まだ答えを見いだせない部分が多数、残っています。

 カルト問題の専門家だけでなく、テロ問題の専門家、政治家、学者、オウム事件の被害者も含めた、国民視点の、オウム事件に関する総括的な第三者委員会が必要ではないか、と考えます。

 オウム事件を、全員の死刑執行により、風化させてはならないと思います。

【参考】

・速報:リンク: オウム全死刑囚の刑執行:共同通信2018/07/26 09:30

«前伊東市長の収賄容疑逮捕と大型詐欺事件「岡本クラブ事件」との関係

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